渋谷文化プロジェクト

渋谷をもっと楽しく!働く人、学ぶ人、遊ぶ人のための情報サイト

SPECIAL 旬の渋谷を感じるカルチャー特集

街の歴史やカルチャー、エンターテインメントなど、独自の視点と切り口から渋谷のトレンドを特集企画として紹介します。

【特集】SHIBUYA FUTURE - 渋谷の街が劇的に生まれ変わる!

「渋谷ヒカリエ」が完成し、東横線の地下化も完了。しかし、それはほんの序章に過ぎなかった。100年に1度と言われる渋谷の再開発は、どのように街の景色を一変させて行くのだろうか?その計画の一端をのぞいてみた。

散歩の達人MOOK「シブい渋谷」
現在の駅前

下:現在の駅前。上:2027年の完成予想図。左端の「渋谷ヒカリエ」をしのぐビルが建ち、見違えるような景色に。

3つの街区で動き始めた渋谷の壮大な未来計画

平成24年に「渋谷ヒカリエ」がオープンし、「東口は大きく変わったな」と感じるが、それは壮大な再開発のプロローグ。
平成25年6月から、新たに3エリア(下図A〜D)の再開発が始まっていたのだ。

地元関係企業の主軸である東急電鉄の渋谷開発事業部によれば、この再開発計画は「都市をトータルに再生していくという点でかつてない規模になる」と言う。3エリアの開発は個別に計画されたものではなく、それぞれが役割を担い、連携していくことで「エンタテインメントシティしぶや」を実現させていく。

かねてから渋谷には「日本を代表する文化発信地」という側面があるが、さらにそのポテンシャルを引き上げ、「新しい価値を創造、波及させるプラットフォーム作り」を目指すというのが狙い。インフラの整備や商業施設、オフィスの充実も重要だが、良質なクリエイティブ・コンテンツを生み出しやすい環境をつくることも計画の大きな柱だ。

「渋谷ヒカリエ」も“文化発信”という役割を担い、劇場やイベントスペースを持つ複合施設として生まれた。利便性の追求だけではない、街全体でひとつのビジョンを描くという壮大な未来計画の第2章は、3年後の2017年度からその姿を見せ始める予定だ。

渋谷再開発マップ A 南街区 B 駅街区 C 道玄坂街区

【A】最も先行して開発が進む南街区は、渋谷川を中心に癒やしの親水スポットに生まれ変わる。【B】駅街区に建つ高さ約230mのタワーは、渋谷の新たなランドマークに。【C】道玄坂街区は現在の「東急プラザ渋谷」がある場所。バスターミナルなどが整備される。

  • A 渋谷駅南街区
  • B 渋谷駅街区
  • C 渋谷駅道玄坂街区
  • D 渋谷桜丘口区
  • etc. その他 再開発
  • 再開発が完成するまで|工事を知る・楽しむ!

オススメ記事