10年咲き続ける代官山の「ひまわりガーデン」

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今年もひまわりが元気に咲き始めました！
この季節、代官山を散策すると「ひまわり」が目につきますね。でも、10年前まで、代官山のとある坂「中央分離帯」はゴミ捨て場となっていました。それを見かねた「代官山ステキなまちづくり協議会」と民生委員の方々が、渋谷区にはたらきかけて10年の約束で「ひまわりを植える」活動として、この地を借り上げたことから活動がスタート。

地盤は悪条件。道路のガラ等が埋められているところに、花を植えるには、土づくりに始まり、並みならぬ苦労と心を込めた手入れを続けてきました。
ひまわりは夏しか咲かない花であり、秋・冬は地元の人たちによって「ラビットラン」などが行われたり、今ではこの場所は有効的に使われています。二度とゴミが捨てられることもなくなりました。

毎年、5月のゴールデンウィーク「代官山春花祭」には、区長がテープカットとタネ植えに参加。地元の保育園・幼稚園児や、小学校の子どもたち、地域、来街者の方にも区画が解放されて、都会に真ん中の「マイガーデン」として評判となっています。
左上）種植え（5月3日撮影） 右上）約1ヵ月後（6月1日撮影）　左下）約2ヵ月後（7月11日撮影）　右下）ひまわりが開花（7月26日撮影）

例年天候に左右しながらも丁寧に地元の人たちの手で水やり・管理・育てられていく。地域の力なくして花は咲き続けていけないということなんですね。
今年は、渋谷区との約束10年目の年。 これまで携わったひまわりガーデン実行委員会のみなさんは高齢化しており、担い手不足という課題に直面しています。 「みんなのひまわりガーデン」代官山に力強い花が咲き続けることを願い、新しい担い手と共に次の10年もひまわりが咲く日を楽しみにしています。

ひまわりの花ことば―――「私はあなただけを見つめる」

ひまわりガーデン代官山坂
渋谷区代官山町17−1 (代官山アドレス近く)

代官山ひまわり

代官山を拠点に活動するNPO法人「代官山ひまわり」。所属するママさんライターが渋谷情報をお届けします。