カルチャーニュース 編集室が最新記事をpickup!

佃弘樹さんら若手アーティスト5人によるグループ展@渋谷・NANZUKA

新人作家の秋場康平さんと佃弘樹さん、アメリカ人若手アーティストのジュリア・チャンさん、ドイツ人若手彫刻家のヨハネス・ヴァイスさんによるグループ展を2012年9月1日より、渋谷・NANZUKA(渋谷区渋谷22-17-3)で開催される。

参加アーティストの秋場康平さんは、2009年に芸術大学油絵科を卒業。紙が擦れるまで激しく加圧した不安定な線で描かれた自画像のシリーズなど、自らの内面を激しく告白したドローイング、ペインティングが特徴の若手アーティスト。本展がデビューとなる。

佃弘樹さんは、平面構成的な抽象表現で風景画や建築を中心に制作を続けるアーティスト。人工物と対比する自然、影に潜む色彩など佃さんの描き出す世界は、どこか未来的な雰囲気を持ちつつも、私たちの生きている現在の文明社会を鋭く反映している。またソリッドに描かれるイメージとは裏腹に、使われている画材は黒色のインクと鉛筆、木炭などシンプルな素材の併用で描かれている。

ブルックリン在住の女性アーティスト、ジュリア・チャンさんは、溶け出したリングポップ(指輪に飴がついたおもちゃ)、陶器で作られた鎖、ガラス陶器製のリンゴなど、様々な素材を用いて彫刻やインスタレーションを制作。手作業によってつくられる事の不完全さを浮き彫りにし、素材の持つ強さや儚さ、痛みと喜び、恐れと勇気などの二面性を作品に込める。2011年のアート雑誌「Modern Painters」で、「100人の注目すべきアーティスト」に選出されるなど、今後の活躍が期待される注目のアーティストの一人。

ベルリンで活動するヨハネス・ヴァイスさんは、家具や日用品など身のまわりにあるものを型取りし、それらを繰り返したり、解体したり、あるいは変換させることで新たな造形を創出する彫刻家。特定の物が本来持つ色彩を大胆に変え、常識と想像力を超える作品づくりで知られる。日本での展覧会は今回が初となる。

同グループ展は、この他にスイス人アーティスト、クラウス・シェッケンバッハさんによる新作の木彫を加えた5人。オープニングイベントには、ヨハネス・ヴァイスさんがドイツから来日を予定する。

グループ展「秋場康平 ジュリア・チャン 佃弘樹 ヨハネス・ヴァイス クラウス・シェッケンバッハ」

〇会期:2012年9月1日(土) 〜 9月29日(土)
〇時間: 火曜日〜日曜日(11:00 〜 19:00)※日曜は18:00まで
〇会場:NANZUKA(東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1F)
〇入場:無料
〇その他:オープニングレセプション9月1日(土)18:00〜20:00
〇公式HP:http://www.nug.jp

(2012/09/15)

一覧へ