カルチャーニュース 編集室が最新記事をpickup!

開館30周年記念特別展「渋谷ユートピア1900-1945」@松濤美術館

渋谷近代のアーティスト・コロニー(芸術家村)を探索する「開館30周年記念特別展 渋谷ユートピア1900-1945」が2011年12月5日(火)〜2012年1月29日(日)までの期間、渋谷・松濤美術館で開催されている。

かつて東京には池袋モンパルナス、落合文士村などをはじめ、多彩な芸術家が集まり、交歓した活動拠点がいくつか点在。同じく代々木、恵比寿、原宿などの渋谷圏も、近代都市へと変貌していた明治から大正・昭和の時期には多くの俊英の美術家、文化人たちが集い交流を深めていた土地であった。今回の展覧会は、渋谷でコロニーを形成していたアーティストたちを「渋谷ユートピア」と名付け、明治末から昭和戦前までの渋谷に住んだ美術家、または渋谷を描いた画家たちの作品を通して、かつて「ユートピア=美の発信地」であった渋谷の姿を再発見するもの。菱田春草、岸田劉生、村山槐多、竹久夢二、富永太郎などが手掛けた油彩画、日本画、彫刻、版画、詩稿、手紙、ポスター、デザイン画、装幀・挿絵、家具、建築図面など、約150点が展示される。

「開館30周年記念特別展 渋谷ユートピア1900-1945」
○会期:2011年12月5日(火)〜2012年1月29日(日)
○会場:渋谷区立松濤美術館
○内容:
 序章.逍遙する人―《落葉》と代々木の菱田春草
 1.岡田三郎助と伊達跡画家村
 2.永光舎山羊園と辻永
 3.切通しの道と草土社―岸田劉生の風景
 4.束の間のユートピア―村山槐多の終焉
 5.竹久夢二のモダンとおんな
 6.詩人画家の筆とペン
 7.フォービズムの風―独立美術協会の周辺
 8. 郊外を刻む―版画家たちの代々木グループ
 9. 同潤会アパートメントに住む―蔵田周忠と型而工房
 10.安藤照とハチ公と塊人社―昭和前期の彫刻家たち
 11.都市の遊歩者―谷中安規と《街の本》
○料金:一般300円、小中学生100円
○公式HP:こちら

(2011/12/27)

一覧へ