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東日本大震災の被災地をとらえたドキュメンタリー「無常素描」@オーディトリウム渋谷

東日本大地震の被災地の様子と、その後も続く人々の営みをとらえたドキュメンタリー映画「無常素描」が6月17日、オーディトリウム渋谷で先行上映される。

3.11の地震発生から1ヶ月後、映画監督・大宮浩一さんと尼崎の町医者、長尾和宏さんが被災地を実際に訪ね、瓦礫の山と広漠たる荒野と化した町の風景や様子と、そこに住み、営みを続ける人々の言葉を丁寧に引き出した同作品。長尾さんとの会話の中で「だっていつかまた必ずあるでしょ、こういた事が。だから、あんまり海の近くには住みたくないね」と語る祖母。傍らにいる孫は「でも、海好きだもん」と。静かに語る人びとの声と、灰色の風景を一台のカメラがありのままの現実を記録していく。

監督の大宮さんは、原一男監督の「ゆきゆきて、神軍」で助監督などキャリアを重ね、フリーの演出家としてCM、VPなどを制作。1993年に大宮映像製作所を設立し、「JUNK FOOD」(98・山本政志監督)などを企画・プロデュース。最近では理想の介護を実現めざす若い介護スタッフたちの取り組みを描いたドキュメンタリー映画「ただいま それぞれの居場所」を監督し、平成22年度文化庁映画賞文化記録映画大賞を受賞するなど、目を背けてはいけない「現実」と向き合った作品づくりが特徴。

ドキュメンタリー映画「無常素描 The Sketch of Mujo」
2011年/日本/HD/75min/ドキュメンタリー
○上映期間:
 6/17 19:30〜(先行上映)
 6/18〜30 12:50/14:30/16:10/17:50/19:30
 7/ 1 12:50/14:30/16:10/
 7/ 2〜9 12:50 /14:30 /16:10 /17:50 /19:30
 7/11〜15 12:50 /14:30 /16:10 /17:50 /19:30
 ※19:30の回は英語字幕付き上映

○劇場:オーディトリウム渋谷
○料金:
 一般=1700円、大学・専門学校生=1400円、シニア・高校生=1000円、中学生以下=500円
○監督:大宮浩一
○製作・著作:大宮映像製作所 
○配給:東風
○公式HP:www.mujosobyo.jp

(2011/06/10)

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