韓国の国民的ロボットアニメ「テコンV」がデジタルリマスターで復元 @渋谷シアターN
韓国初の本格ロボットアニメ作品として、1976年に韓国で劇場公開された長編アニメーション「テコンV」が 8月7日より、渋谷シアターNでレイトショー上映が始まる。テコンドーを駆使して悪と戦うロボット「テコンV」の活躍ぶりを描いた同作品。監督は1960〜70年代、アニメ作家やアニメーションCMディレクターとして活動をしていたキム・チョンギ。1976年に韓国初の長編カラーアニメーションとして同作を手がけ、一躍ヒットメーカーの仲間入りを果たす。当時、子供たちから熱狂的な支持を集めたほか、全世代にも文化的な衝撃を与えた国民的作品の一つとして数えられ、今日でも韓国内でその名を知らない者がいないほどの人気を誇る。
ストーリーはテコンドーの使い手である主人公フンの父で、ロボット工学の権威であるキム博士が殺される。その遺志を継いで巨大ロボット「テコンV」のパイロットとなるフンが、その前に立ちふさがる悪のロボット軍団、暗い影を秘めた美少女アンドロイド、そして世界征服をたくらむ謎の組織・アカ帝国との戦いに挑む。悪のロボット軍団との激しいバトルシーンのほか、人間の屈折したコンプレックスが生む悲劇、感情に目覚めたロボットの葛藤、副操縦士を務めるガールフレンドのヨンヒとの愛情や、フンを慕うヤカン少年チョリたちとの友情など、人間ドラマとしてのキャラクター描写もストーリーを支える魅力となっている。
今回の日本初上映にあたっては、保存状態が悪く破損のひどいインターネガフィルムを最新デジタル技術によって修復し、サウンドを再録音するなどし高画質・高音質のデジタル・リマスター版として復刻。製作から35年を経た今日でも、その衝撃と感動はまったく色褪せておらず、2010年、日本のアニメシーンに激震をもたらす作品として上映前から高い注目を集めている。また韓国では3DCGによるリメイク企画が進行しているという。
映画「テコンV 」
(韓国/1976年/80分)
◯公式: http://www.taekwon-v.com/
◯監督: キム・チョンギ
◯制作: ユ・ヒョンモク
◯音楽: チェ・チャングォン
◯声の出演:キム・ボミ、キム・ボヨン、キム・ヨンチャン、ナム・ドヒョン、チョン・チファ
◯配給:キングレコード、iae
◯上映:2010年8月7日(土)〜9月3日(金) 21 : 20 〜 22 : 55
8月 7日(土)〜8月13日(金)日本語字幕版
8月14日(土)〜8月20日(金)日本語吹替版
8月21日(土)〜8月27日(金)日本語字幕版
8月28日(土)〜9月 3日(金)日本語吹替版
◯会場:渋谷シアターN
◯料金:当日一般 1,800円/大学生 1,500円/高・シニア 1,000円
画像:©1976 Robot Taekwon V Co., Ltd. All Rights Reserved.
(2010/08/04)