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石井裕也監督、新作「川の底からこんにちは」の公開を記念した特集上映@ユーロスペース

2007年に「ぴあフィルムフェスティバル」でグランプリを受賞して以来、国内外で評価を高める石井裕也監督の最新作「川の底からこんにちは」が5月1日より、渋谷・ユーロスペースで公開が始まる。同作品はぴあフィルムフェスティバルの援助システムで制作された「PFFスカラシップ」作品となる。

同監督は熊切和嘉さん、橋口亮輔さん、山下敦弘さんと同じく、映画界へ異端・奇才を多数輩出していることで知られる大阪芸術大学出身。2005年、大阪芸大の卒業制作で作った「剥き出しにっぽん」が第24回そつせい祭グランプリ、2007年に同作はPFFアワードのグランプリを受賞。その後、「反逆次郎の恋」「ガール・スパークス」「ばけもの模様」の長編作品を次々に発表し、ロッテルダム国際映画祭や香港国際映画祭などに出品。特にアジア・フィルム・アワードでは第1回「エドワード・ヤン記念」アジア新人監督大賞を受賞し、海外で高い評価を受けている。

本格的な商業映画デビューとなる最新作「川の底からこんにちは」は、逆境に立ち向かう人びとの姿をユーモアを交えて描く人間ドラマ。ストーリーは毎日をダラダラと「妥協」して生きる派遣OL佐知子が、父親の病気を機に実家の倒産寸前の「シジミ工場」の後継ぎをするところから、生き方や考え方を次第にポジティブに変え、どん底から困難に立ち向かうというもの。一生懸命に生きる主人公・佐知子の姿は、将来に夢や希望が持てない今日の若者たちを後押しする応援メッセージのようにも受け取れる作品となっている。

併せて同劇場では5月8日より、過去の石井監督作品を一挙に公開する特集上映「石井裕也と歩こう」もスタートする。同監督の名が一気に世に出た「剥き出しにっぽん」をはじめ、ズングリムックリの青年・次郎を主人公とした「反逆次郎の恋」、反骨女子高生・冴子の成長を描く「ガール・スパークス」、愚行を繰り返し続ける人間の本性と魅力を描く「ばけもの模様」の長編4本のほか、最新作を含む短編7本まで、石井監督のこれまでの歩みすべてを紹介する企画となっている。

公開初日となる5月1日には石井裕也監督のほか、満島ひかりさん、遠藤雅さん、相原綺羅さんなどの出演者の舞台挨拶も予定する。

最新作「川の底からこんにちは」
○期間:2010年5月1日〜終了日未定
○劇場:ユーロスペース2
○上映:11:25/13:50/16:15/18:40→20:45
○料金:一般1700円/大学・専門学校生1400円/シニア1200円/高校生800円/中学生以下500円

特集上映「石井裕也と歩こう」
○期間:2010年5月8日〜5月14日
○上映:21:00〜
○劇場:ユーロスペース2
○料金:一般・大学・専門学校生1200円/シニア1000円/高校生800円/中学生以下500円
※『川の底からこんにちは』の半券、前売券、『君と歩こう』前売券のご提示で
各作品共に1000円で観賞が出来ます。

○上映スケジュール
5月8日(土) 『剥き出しにっぽん』
5月9日(日) 短篇集
5月10日(月) 『反逆次郎の恋』
5月11日(火) 『ガール・スパーク』
5月12日(水) 『ばけもの模様』
5月13日(木) 短篇集
5月14日(金) 『剥き出しにっぽん』

(2010/04/27)

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