コンシールで短編小説の「アート」展(〜10月11日)
ギャラリーコンシール渋谷では、自作短編小説の文章を、アート作品のように展示する渡辺元気さんの企画展「わたしを読んで。〜すごくみじかい小説展〜」を開催している。1983年東京生まれの渡辺さんは、ここ数年渋谷の書店で働いており、「現実に足のついていない小説」「人を出し抜くための手引書」「自分で考えてこそ意味のある人生の答えを、わざわざ前もって教えてくれる本」ばかりが売れていく傾向に疑問を抱いてきたという。
同展では、「まずは読んで、小説のおもしろさを感じてもらうこと」を目指して、「小説を一冊も読んだことのない人にでも、すっとその世界に入っていけるように」と自作短編小説20作を、様々なスタイルで展示する。
小説ごとに、和紙やトレッシングペーパーなどさまざまな種類の紙を使用し、それらを虫ピンで壁から浮かせるように留めたり、天井から一行一行吊るしたり、わざとインクを滲ませるなどの工夫を凝らした作品が並ぶ。小説は主に「日常の中にふっと立ちあらわれる、悲しみや、怒り、優しさ、そして人生の『深淵』のようなものを伝える」作風が特徴。
タイトル:「わたしを読んで。〜すごくみじかい小説展〜」
開催期間:10月5日(火)〜10月11日(日)
開催時間:11:00−23:00(最終日は21時まで)
開催場所:ギャラリーコンシール
(2009/10/08)