ユーロで大芸大の卒制作の上映会(5/30〜)
ユーロスペースでは、5月30日から、大阪芸術大学映像学科の卒業制作上映会「DAIGEI FILM AWARD 2009 in TOKYO」が開催される。大阪芸術大学映像学科は、熊切和嘉監督や、山下敦弘監督など、近年気鋭の監督を数多く輩出して話題を呼んでいる学科。奥崎謙三を追った『ゆきゆきて、神軍』、作家・井上光晴の虚実入り混じる半生に迫った『全身小説家』など、異色のドキュメンタリーを数多く手がける原一男監督らが教鞭をとる。
今回の上映会では、2008年度卒業制作の選抜作品27作品と受賞8作品を一挙公開。「学長賞」を受賞したドキュメンタリー「父、好美の人生」(満若勇咲監督)は、同作監督の実父・好美が、一風変わった考え方で家族を翻弄(ほんろう)する姿を記録した。
「学科賞」受賞は、田舎の女子高校生に「ロケット打ち上げ」を組み合わせた意欲作「憂鬱ロケット」(坂下雄一郎監督)、「だめな父親」に「慈しみに満ち満ちた温かい」視線を投げかけたドキュメンタリー「愛と、生きる」(石田未来監督)など 4作品。また、「研究室賞」には、抽象的な舞台が能舞台を連想させる実験的アニメーション「good-by」(小川泉監督)など3作が選出されている。
期間中は、同大卒業監督らの代表作を上映し、本人によるワークショップを行う「特別企画」も連日開催。初日には、同学科教授の原一男監督が「映画作り」についてレクチャーを行う他、熊切監督(6/3 18:10〜)や山下敦弘監督(6/4 18:40〜)も登場。そのほか、同学科卒の気鋭監督柴田剛さんによる卒業制作作品「NN891102」(1999年)や在校生作品で話題作「あんたの家」(山川公平監督)など、同学科にまつわる話題作を上映する「特別上映」も予定されている。
DAIGEI FILM AWARD 2009 in TOKYO
開催場所:ユーロスペース
開催時間:2009年5月30日〜2009年6月5日
上映時間の詳細は、オフィシャルHPをご覧下さい。
(2009/05/29)