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現代の名工による大胆かつ繊細な琉球ガラス展(4/8〜)

本日より、Bunkamura ギャラリーでは、琉球ガラス作家、稲嶺盛吉の作品展『稲嶺盛吉展−琉球稲嶺ガラスに宿る沖縄の海・森・空−』が開催されている。

稲嶺盛吉(いなみねせいきち)は、沖縄本島を中心に生産される吹きガラス「琉球ガラス」の世界で“現代の名工”と称される人物。稲嶺氏の生産する琉球ガラスは、“琉球稲嶺ガラス”と呼ばれ、ガラスの中に含まれる「泡」を最大の特徴とする。この泡は、廃棄ガラスを使用することで生まれるもので、琉球ガラスの世界では本来「不良品」とされている。しかし、物資が乏しい戦後、稲嶺は無色の廃瓶に米ぬか・コーヒー・カレー粉などを混ぜ込むことで、様々な色の泡を表現。その独自性故に沖縄内よりも、まず県外で注目を集めていった。
コーラ瓶、備長炭、黒砂糖を組み合わせ、再生ガラスで初めて赤色を出すことにも成功。その美しい赤から名付けられた花器「紅珊瑚花器」は、第6回モナコ日本文化フェスティバルで「モナコ公国名誉賞」を受賞している。

「インスピレーションと偶然から生まれる美がガラスに宿り、自分を掴んで離さないのだ」と語る稲嶺。本展では、より理想的な白を求めてマグロの骨を溶け込ませた近年の作品を含む、食器や大型作品も出品される予定である。


『稲嶺盛吉展−琉球稲嶺ガラスに宿る沖縄の海・森・空−』
画像:白雲台付鉢 25×24×11.5cm

開催場所:Bunkamura ギャラリー
開催期間:2009年4月8日〜2009年4月15日
開催日時:10:00〜19:30
入  場:無料







(2009/04/08)

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