座談会「台湾版画の現況と日本」開催(4/7)
松濤美術館では、戦後台湾美術を代表するアーティストの2人展『台湾の心、台湾の情 廖修平、江明賢二人展』の開催に伴って、4月7日(火)、版画家の廖修平(リョウ・シュウヘイ)を招いての座談会を行う。1936年に台北に生まれたリョウ氏は、1962年から東京、パリ、ニューヨークに渡り、本格的に西洋の現代版画を習得した。台湾の生活用品をモチーフに現代版画を制作しながら、国内外で現代版画技法の指導にあたり、「台湾現代版画の父」とも呼ばれる。
座談会には、同時期の日本で活躍してきた版画家中林忠良氏、森野眞弓氏らも参加。リョウ氏と同年代でもある中林氏は、1980年代からエッチングを用いた版画家として国際的に活躍し、05年まで東京芸術大学美術学部教授を務めた。また、森野氏はフェルト地を火で焦がす作画法ヒートグラフの開発など、1970年代から新しい表現方法を追求してきた。
今回の座談会のテーマは、「台湾版画の現況と日本」。リョウ氏は、1962年に東京教育大学に留学。1977年に再来日した後は、筑波大学(旧東京教育大学)で教鞭をとり版画研究室創設に尽力している。
『台湾の心、台湾の情 廖修平、江明賢二人展』では、リョウ氏の版画に合わせて、風景画家コウ・ミンケン氏による台湾各地を舞台とした作品を展示。戦後台湾の両氏の作品を時代を追って並べねがら、戦後台湾の文化的アイデンティティのありかを探る展覧会となっている。
座談会「台湾版画の現況と日本」
開催日時:4月7日(火) 14時〜
参加者:廖修平(版画家)、中林忠良(版画家)、森野眞弓(版画家)、園山晴美(版画家)
台湾の心、台湾の情 廖修平、江明賢二人展
画像:廖修平 《廟》 1976年 シルクスクリーン ©松濤美術館
開催場所:渋谷区立松濤美術館
開催期間:2009年4月7日〜2009年5月17日
開館時間:9:00〜17:00
※毎週金曜は19:00まで。
※入館は閉館の30分前まで。
※休館日は、4/13、20、27、30、5/7、11
※会期中、一部作品の陳列替が行われます。ご注意ください。
前期:2009年4月7日(火)〜26日(日)
後期:2009年4月28日(火)〜5月17日(日)
(2009/04/06)