ベルリン映画祭W受賞『愛のむきだし』(2/14)
ユーロスペースで公開中の園子温監督作『愛のむきだし』が、日本時間の2月14日、第59回ベルリン映画祭フォーラム部門に出品されて国際批評家連盟賞&カリガリ賞を受賞した。国際批評家連盟賞とは、国際批評家連盟ンバーによってコンペ、パノラマ、フォーラムの各カテゴリーに一作品、優れた作品に贈られる賞で、過去の日本受賞作は2000年SABU監督の「MONDAY」など。
また、カリガリ映画賞は、各国の、映画の新しい見方を発見させられるような作品に贈られる賞で、フォーラム部門内で最も名誉のある賞とされている。過去の日本受賞作には1987年原一男監督「ゆきゆきて、神軍」がある。
今回の受賞にともなって、園監督は「この映画祭でこの様な賞を授賞するのは夢でしたので本当に嬉しいです」とコメントしている。
本作は、実話をベースに描かれた上映時間237分の作品で、近年の日本映画の状況を「コンビニの半径1キロに満たない青春みたいなものばかり」と評する園監督が、神父、盗撮、新興宗教団体といった要素を盛り込みながら「究極の純愛」を描いたという異色作だ。
約4時間に渡る長編ながら、1月31日の初日には、全ての回で立ち見がでて、ユーロスペースの初日興行収入の新記録を樹立した。
『愛のむきだし』
2008年/日本/237分/R-15/配給:ファントム・フィルム/©「愛のむきだし」フィルムパートナーズ
上映場所:ユーロスペース
上映期間:2009年1月31日〜2009年3月6日
上映時間:10:00/14:25/18:55
監督:園子温
出演:西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、渡辺真起子、渡部篤郎
(2009/02/18)