「おろち」で日本ホラー映画を考える
漫画家・楳図かずお原作の映画『おろち』が、10月17日までユーロスペースにて公開中だ。「真の恐怖とは霊やお化けではなく“人間”の心の闇ではないか?」という梅図かずおの世界観を映像化したのは、1991年以来「ほんとにあった怖い話」シリーズを始めとするホラー作品で監督や脚本を担当してきた映画監督・鶴田法男。脚本は、『リング』シリーズの脚本家としても知られる高橋洋、音楽は、押井守監督作品で印象的な旋律を数多く残した川井憲次だ。また、作中で美が崩壊していく数奇な運命をたどる美人姉妹は、木村佳乃と中越典子が演じている。公開最終日の10月17日(金)には、鶴田法男監督と高橋洋さんに、同じく日本のホラー映画界で活躍する映画監督・黒沢清さんを迎えてのトークイベントが開催される。朝11時より劇場窓口にて整理番号付き入場券を発行。前売券があっても、当日窓口にて整理番号と引き換える必要があるのでご注意下さい。
『おろち』
2008年/日本/107分/配給:東映/©2008「おろち」製作委員会
上映場所:ユーロスペース
29歳ー美しき姉妹を待ち受ける、悲しき運命のはじまり。
100年に一度永い眠りにつくことによって、不老不死の体を保ち、人の世を彷徨い続ける謎の美少女“おろち”。行く先々で起こる、人の業からなる悲劇、惨劇を、時に自らの不思議な力を介入させつつ、“おろち”は見つめ続ける。彼女は天使なのか、悪魔なのか・・・どこから来てどこへ行くのか・・・誰も知らない。
トークイベント
10月17日(金)18:40の回上映後
ゲスト(予定):黒沢清さん(映画監督)、鶴田法男監督、高橋洋さん(脚本)
(2008/10/14)