伊東豊雄さんに聞く「鳥の巣」
いよいよ終盤に差し掛かった北京オリンッピック。ユーロスペースでは、そのメインスタジアムである北京国家体育館ができあがるまでを描いたドキュメンタリー『鳥の巣−北京のヘルツォーク&ド・ムーロン』が公開中で、8月23日(土)の12:00の回では、上映後に建築家の伊東豊雄さん、建築評論家の五十嵐太郎さんを招いてのトークイベントが行われる。スイスの建築家ユニットヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した北京国家体育館は、デザイン性やメンテナンス面への配慮から、中国国内外で賛否両論を招いており、建築業界でも話題の体育館。オリンピック終了後も、北京の新しいモニュメントとして機能していくことが予想される。
今回のトークイベントに出席する伊東豊雄さんは、安価かつ禁欲的・ミニマルな作風で知られる日本を代表する建築家の一人で、「せんだいメディアテーク」や「まつもと市民芸術館」など、公共施設の設計も多い。一方、五十嵐太郎さんは、「美しい都市・醜い都市」などの著作で都市論を展開する建築評論家。「北京国家体育館」について、2人の口から一体どのような意見が飛び出すのか、聞いてみたい。
『鳥の巣』トークイベント詳細
● 日時:8/23(土)昼12:00の回上映後
● 場所:渋谷・ユーロスペース
● ゲスト:伊東豊雄(建築家・伊東豊雄建築設計事務所主宰)
五十嵐太郎(建築評論家・東北大学准教授)
『鳥の巣−北京のヘルツォーク&ド・ムーロン』
2008年/スイス、フランス/88分/配給:ユーロスペース/©2008 by T&C Film AG. All rights reserved.
本作は中国でのヘルツォークとド・ムーロンに密着、独特なフォルムで中国人たちから“鳥の巣”という愛称を与えられた北京オリンピックメインスタジアムが、その全容を現すまでをつぶさにとらえたドキュメントだ。中国の国際進出をかけたオリンピックを象徴する建物と、一地方都市の都市計画という性格の異なる2つのプロジェクトを同時に進める彼らを追ったこの作品は、世界各国で独創的な建築を成功させてきた2人の建築家の創造過程を明らかにしてゆく。
(2008/08/20)