30代の日本人作家による写真/映像表現
12月22日より、東京都写真美術館では『日本の新進作家 vol.6 スティル/アライヴ』を開催する。東京都写真美術館がアニュアル形式で開催する「日本の新進作家展」の6回目にあたる本展は、「現代人の生と時間、その表現」をテーマに現在30代の写真/映像作家4人に焦点をあてて紹介します。出品作家の伊瀬聖子(いせ・しょうこ 写真・映像作家1969年生)、大橋仁(おおはし・じん写真家1972年生)、田中功起(たなか・こおき 美術家1975年生)、屋代敏博(やしろ・としひろ美術家1970年生)は、新作を中心とした作品を発表します。
「スティル/アライヴ」とは、静止と運動のことであり、時間という観点から見た写真/映像を表しています。作家たちはリアルな日常世界とたえず交わり刺激をうけながら、時間のイメージを形にしていきます。そこには過去の記憶や未来の予感、そして「いま」の時間が刻まれています。また同時にこのタイトルは、「展覧会」という場とその外側にある「現実」の比喩でもあります。作品に込められた様々な時間意識、時間表現と、展覧会を見る人、そこに関わる人が過ごしている時間が交錯し、「いまここ」を生きている感覚が共有されることを本展はめざします。
写真:屋代敏博「卒業式会場」
(2007/12/21)