いよいよ渋谷が変わる! SHIBUYA FUTURE Second Stage 渋谷の壮大な未来の計画 第2章
100年に一度と言われる渋谷駅周辺の再開発。「渋谷ヒカリエ」(2012年)に続き、「渋谷駅街区」「渋谷ストリーム(旧渋谷駅南街区)」「道玄坂一丁目駅前地区(東急プラザ跡地を含む周辺地区)」「渋谷駅桜丘口地区」と駅中心地区で同時に4つの再開発が進行している。さらに駅周辺でも「渋谷キャスト(旧渋谷宮下町計画)」「宮下公園等事業」「南平台プロジェクト」「宇田川町15地区開発計画(渋谷パルコ建替え工事)」など、渋谷の街全体では10を超える再開発工事が同時に進んでいる。駅中心地区の再開発プロジェクトがすべて終わるのは、今から10年後の2027年ごろを予定しているが、東京五輪が開催される2020年までには、開発の大枠が完成する見込みだ。 この特集ページでは駅中心地区4つのプロジェクトのほか、同時期に行われる「公園通り」や「宮下公園周辺」など駅周辺の再開発計画も併せて紹介していく。新生渋谷駅と共に「街全体の未来の姿」をいち早く捉えてみたいと思う。
2012年に渋谷ヒカリエがオープンし、2013年に東急東横線と東京メトロ副都心線が相互直通運転を開始。さらに渋谷駅の地上駅舎が85年間にわたる歴史に幕を閉じ、渋谷駅の壮大な再開発のプロローグが動き始めた。その後、「かまぼこ屋根」が特徴だった東横線渋谷駅の地上駅舎や、東急百貨店東館が解体され、渋谷駅東口の風景は大きく変貌を遂げた。その間、4年間にわたり駅の機能を止めず、丁寧に解体工事が進められ、2020年を控えて、渋谷駅東棟をはじめとしたいくつかの再開発プロジェクトが完成する計画となっている。さぁ、「再開発のプロジェクトの第2章」がいよいよ始まる。
これから渋谷が一体どう変わるのか?
再開発の第2章の具体的な計画を見ていくことにしましょう。