4年に一度のスポーツの祭典「オリンピック」が、ついに北京で始まりました。日本選手団の総勢は339名、全28競技中26競技に臨み、しばらくはテレビの前から離れられない日々が続きそうですね。オリンピックと渋谷といえば、1964年の「東京オリンピック」を忘れてはなりません。当時、選手村のあった代々木公園、建築家・丹下健三氏の傑作「代々木第一体育館」「代々木第二体育館」。現在ではロックバンドの聖地である「渋谷C.C.Lemonホール(旧・渋谷公会堂)」も、かつては重量挙げ競技の会場でした。また、日本オリンピック委員会、日本体育協会をはじめ、日本バレーボール協会、日本水泳連盟、日本陸上競技連盟など、スポーツ競技の所轄団体のほとんどが渋谷に密集しています。その一方で、昨今の渋谷はファッション、エンタテイメント面が突出し、汗がほとばしる「スポーツ」のイメージは、むしろ馴染みが薄いのも確かです。そこで今回は、北京オリンピック開催を記念して、私たちの身近にある渋谷のスポーツ文化について改めて考みたいと思います。
渋谷でスポーツを楽しむ“シブスポ”特集として、まず「”シブスポ”インタビュー編」では、渋谷で活躍するスポーツライターのお二人に、今回の北京オリンピックの見どころや、メダルが期待できる隠れた有望選手の話題についてお話を聞きました。また今の渋谷で参加できるスポーツ施設/サークルを訪れて聞いたお話を、「”シブスポ”ストリート編」「“シブスポ”インドア編」として、各スポーツ競技の参加方法や難易度を交えて紹介しています。北京オリンピックに刺激を受け、何かにチャレンジしてみたいと考えている人がいたら、まずは渋谷で楽しめるスポーツにトライしてみてはいかがでしょうか。
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