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黒い雨

上映・公演は終了しました。

『黒い雨』(1989/123分/モノクロ)

田中好子追悼上映『黒い雨』

ここにはまだ、昭和が終っていない人たちがいる。
昭和二十年八月六日午前八時十四分三十秒。ヒロシマが、消えた。
 人も街もすべてを灼き尽くす一瞬の閃光。青空をおおう暗雲から大粒の黒い雨が降る…。
広島に近い疎開先で黒い雨を浴びたがために人生を大きく狂わせられることになる二十歳の矢須子。そしてその責任は自分にあると強い自責の念にかられながら、いつか断ちがたい絆となって矢須子を実の娘のように見守る叔父・重松。戦災から五年、重松の故郷である静かな田園地帯・広島県小畠村を舞台に、未だおさまらぬ戦争・被爆の傷を負った村人たちを交え、ドラマが展開してゆく。

今村昌平監督の映像理念の集大成ともいえる、念願の映画化。
 そして原作刊行当初以来の映画化の念願を果たしたのが、名匠・今村昌平。「豚と軍艦」にはじまり、「にっぽん昆虫記」「復讐するは我にあり」「女衒」と常に問題作を世に問うてきた今村監督が一貫して主張してやまない、“映画とは人間そのものを描くことにほかならない”という自信の映像理念の集大成として挑んだ会心の作品

ベテラン俳優に囲まれて女優としての資質を開花させた、田中好子。
 主演は田中好子。女優生活8年着実に歩んできた彼女が、壮絶な女の半生を、井伏文学の基調でもある“平常心”を決して失わず、内に感情を秘めつつ演じ切り、女優・田中好子の資質を見事に開花させた。

邦画

監督:今村昌平 出演:田中好子/北村和夫/市原悦子/原ひさ子/沢たまき

料金:一般¥1,200/学生・シニア¥1,000/UPLINK会員¥1000

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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