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クライング・フィスト

上映・公演は終了しました。

2005年/韓国/120分/配給:東芝エンタテインメント

世界が涙した最上級の人間ドラマ。
<泣拳>その感動に魂の震えが止まらない!!
全てを失い路上に投げ出されたオヤジと、人を愛することすら知らない青年。
交わるはずのないふたりが、<希望>を掴み取ろうとする<想い>によって引き寄せられてゆく!


かつてはアジア大会の銀メダリストとして名を馳せた人気ボクサーのカン・テシク(チェ・ミンシク)。しかし事業に失敗、莫大な借金を抱えてしまう。生きるためには、「殴られ屋」として街頭に立つしかなかった。魂の拠りどころだった銀メダルも借金の方に取られ、夢もプライドも失った彼に、追い討ちをかけるように妻が離婚を要求。妻に未練はなかったが、最愛の息子との別離だけは耐えられなかった。後遺症とアルコールで朦朧とするテシクの目に「新人王戦」のポスターが焼きつく。

ケンカとカツアゲの荒んだ毎日を送る、19歳のユ・サンファン(リュ・スンボム)。行き着いた先は少年院。そこでも問題を起こした彼を、刑務主任はボクシング部へと誘う。やりたいことも、なりたいものもなかった彼は、初めて自分にも何かができるという意志と喜びを得る。だが建設現場で働く父が事故死し、祖母も病に倒れてしまう。生まれて初めて家族のために何かをしたい、という思いに駆られたサンファンは「新人王戦」でトップに立つ、と心に決める。

大切にしていたもの全てを失い、路上に投げ出された男と、誰かを愛することさえ知らぬまま、投獄された若者。引退した40代のボクサーと新人の10代のボクサー。まるで2本の映画を見ているかのように、一瞬の交錯シーンさえもなく、対照的なふたりの人生がパラレルに描かれる。そして迎えるクライマックス、わずか7メートル四方の白いリングで、己の生き様を賭けた男ふたりの拳が激突する。 ふたりの間に会話はない。理由も知らない。憎しみもない。だが、絶対に勝たなくてはならい、それぞれの事情を抱えた男たち。愛する者のために。失ったものを取り戻すために。そして何よりも、自分の人生をその手に取りもどすために。

最後のプライドまで踏みつけにされた男の哀しさを宿したカン・テシクに『シュリ』『オールド・ボーイ』の超実力派俳優、チェ・ミンシク。無軌道に、衝動的に転落していくユ・サンファンに、ストリート感覚と飄々としたユーモアを併せ持つリュ・スンボム。ミンシクをして「いつか必ず共演したかった」と言わしめた若手俳優は「いまどきの若者」特有の無気力感と、一転して真摯にボクシングに打ち込むその落差を完璧に体現、大先輩ミンシクとのコラボレートは、あらゆる世代に支持されるリアルな物語を紡ぎだした。 このふたりをここまで本気にさせた監督は、ジャッキー・チェン、ジョン・ウー、サム・ペキンパー、そして北野武を見て育ったというリュ・スンワン監督。アウトサイダーをビビッドに描いた『ダイ・バッド/死ぬか、もしくは悪になるか』(00.未)でインディペンデント・シーンから一挙にメジャーに駆け上がり、長編4作目にしてカンヌ国際映画祭の評論家たちをねじ伏せた大注目株である。
クライマックスのボクシング・シーン、このチームは映画的な段取りを拒否。演じる役者ですら試合の行方が予想できなかったと語るそのストイックなガチンコ勝負は、見る者全ての"感動中枢"を直撃。<泣拳>が、魂を鷲づかみにする!

アジア

監督:リュ・スンワン
出演:チェ・ミンシク、リュ・スンボム

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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