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カレル・ゼマンの回顧展「カレル・ゼマン…

上映・公演は終了しました。

チェコアニメの巨匠、カレル・ゼマンの回顧展「カレル・ゼマン展 トリック映画の前衛 −チェコ・アニメ もうひとりの巨匠−」が2011年6月14日〜7月24日までの期間、渋谷区松濤美術館で開催される。

チェコ・アニメといえば、最近ではヤン・シュヴァンクマイエルが高い人気を博しているが、先駆者として忘れてはならないのがイジー・トルンカ、ヘルミーナ・ティールロヴァー、そしてカレル・ゼマンの三大巨匠。もともとチェコは伝統芸術として人形劇(マリオネット)が盛んであったが、この伝統芸術に斬新な映像パフォーマンスを取り入れ、今日まで続くチェコ・アニメの原点を築いたのがゼマンらである。

1910年に生まれのゼマンはデザイナー、PR映画の仕事を経たのち、国立の人形劇スタジオに所属しアニメーションの仕事を開始。1958年、ジュール・ヴェルヌの原作を銅版画から着想した手法で映像化したSF冒険活劇『悪魔の発明』を発表し、一躍注目を浴びる。以後、切り紙やガラス、実写との合成など工夫を凝らした多彩なテクニックを生みだし、変幻自在のトリック映画の作家として、今なお世界中のアーティストに影響を与え続ける。

同展はゼマンの創作活動の全容を辿る日本初の企画。遺族が所有している映画の原画や使用された人形とともに、制作過程の一端を知ることができる貴重な資料や絵コンテなどを展示する。同時に代表作である『悪魔の発明』や『クリスマスの夢』『プロコウク氏映画制作の巻』など、アニメーション作品(DVD)の上映も行う。

関連企画として会期中の6月18日、日本を代表するアニメーション作家、山村浩二さんを講師に迎え、「カレル・ゼマンの映像テクニック」をテーマにした講演会を開催する予定。

「カレル・ゼマン展 トリック映画の前衛−チェコ・アニメ もうひとりの巨匠−」
○会期:2011年6月14日(火)〜7月24日(日)
 午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
 毎週金曜日は午後7時(入館は午後6時30分まで)
○料金:一般300円、小中学生100円
○会場:松濤美術館
○主催:渋谷区立松濤美術館
○後援:チェコ共和国大使館 カナダ大使館 国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)

<企画・講演会>
「カレル・ゼマンの映像テクニック」講演会
○日時:6月18日(土)午後2時〜
○講師:山村浩二氏(東京藝術大学大学院教授、アニメーション作家)

「学芸員によるギャラリートーク」
○日時:6月24日(金)、7月9日(土)、7月21日(木) いずれも午後2時〜

「美術映画会」
○日時:6月25日(土)、7月10日(日)午後2時〜 
※本展出品作品の長編アニメーションをホールでDVD上映

<クレジット>
《鳥の島の財宝》1952年より

ミュージアム

料金:一般300円
小中学生100円

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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