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ブンミおじさんの森

上映・公演は終了しました。

2010年/イギリス、タイ、ドイツ、フランス、スペイン合作映画/114分/配給:ムヴィオラ/©A Kick the Machine Films

第63回カンヌ国際映画祭の最高賞(パルムドール)の栄誉に輝いたのは、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『ブンミおじさんの森』だった。ティム・バートンは受賞の理由をこう語る。「世界はより小さく、より西洋的に、ハリウッド的になっている。でもこの映画には、私が見たこともないファンタジーがあった。それは美しく、まるで不思議な夢を見ているようだった。僕たちはいつも映画にサプライズを求めている。この映画は、まさにそのサプライズをもたらした」。

腎臓の病に冒され、死を間近にしたブンミは、妻の妹ジェンをタイ東北部の自分の農園に呼び寄せる。そこに19年前に亡くなった妻が現れ、数年前に行方不明になった息子も姿を変えて現れる。やがてブンミは愛するものたちとともに森に入っていく……。
ブンミおじさんと一緒に森を歩き、洞窟の中に入っていく私たちの耳に聞こえてくる静かな声。心は不思議に懐かしい感情で満たされていく。私たちのからだの中にある東洋の遺伝子が、ブンミを通して魂が繰り返し生きて行くことを思い出させてくれるのかもしれない。森には、近代が失ってしまった闇があり、見えざるものがあり、穏やかな死がある。だからこそ『ブンミおじさんの森』では光は美しく、世界は驚きに満ち、生は目映い。これは、かつてそうであったものを未来に伝える幸福な映画なのである。

洋画

監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン 出演:タナパット・サーイセイマー、ジェンチラー・ポンパス、サックダー・ケァウブアディー、ナッタカーン・アパイウォン

料金:一般:1800円/学生:1500円/中・高校生:1000円/シニア:1000円/小人:1000円
限定“オリジナルポストカード”付特別鑑賞券(1500円)発売中!

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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