ロストジェネレーション 僕たちのわすれぁ?/p>
上映・公演は終了しました。

興梠優護「Smoke sp」(1167×803(mm)、oil on canvas 、2010年)
若手アーティストのリアルを感じて…
先進国の中心都市、先端の技術と整った教育制度、そして活発な経済活動によって生まれる物質的に豊かな生活・・・。このような巨大都市は、文明の証として人々が憧れ、誇示できる場所であり、その人口密度は増すばかりです。時間と物質が絶え間なく行き交う中で、時として、私たち人間さえも流されてしまうという現実。飽くなき物質欲はヴァーチャルへと変貌し、その境界線は曖昧なまま、浸透を続けています。
欲望の膨張が発展を生む都市生活の一方で、私たちは人間性の喪失という代償を払っていることを意識することはありません。「人間臭」「体温」「皮膚感覚」といったコミュニティに必要な感覚は失われつつあり、それらは多くの歪みとなって、孤独や犯罪が氾濫する現在の社会状況を生み出しています。政治混乱、テロリズム、環境破壊、無縁死、凶悪犯罪など、これらが指し示す共通のファクターは、豊かすぎる都市において私たちが失い、忘れたものなのです。
このような現状とアートがいかに関わり、提唱し打開できるかをコンセプトに、30歳前後の最も感性が研ぎすまされた、6人のアーティストたちが、ダイレクトに、あるいは逆説的に表現を試みます。それは、豊かすぎる時代に生まれ、その代償を背負うロストジェネレーション世代から全ての人たちへのメッセージ。都会の街中で、片隅で、知らぬ間に失われ忘れ去られたものは一体何か。時代が移ろう混乱の中で敏感に生き、表現し続ける彼らの、そして僕たちの忘れもの。そこには私たちが望む再生のキーワードが潜んでいるのかもしれません。
同展では、今最も注目され活躍の幅を広げている6人の若手アーティストが、それぞれの表現方法で「僕たちのわすれもの」をコンセプトに作品を発表します。就職氷河期、格差社会といった現状と直面してきたロストジェネレーション世代と呼ばれる彼らの、リアルな言葉と等身大の想いを感じてください。
画廊・ギャラリー
池島康輔、興梠優護、佐藤令奈、戸井裕之、山田啓貴、吉野絵理
料金:入場無料
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







