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17世紀の伊万里焼 併設 吉祥文様─伊万…

上映・公演は終了しました。

  今展覧会では、江戸時代を通して技術面で最も飛躍的な発展を遂げた17世紀の伊万里焼を主軸として、日本の陶磁史上、画期的な出来事とされるその磁器創始から、極めて短期間の内に国内外の市場でその地位を確立するまでのおよそ100年間を様式美の変遷と共に展観いたします。中国、朝鮮半島伝来の製陶技術に和様美の感覚が加味された華麗なる伊万里焼 −日本における磁器焼造の礎を築き、「初期伊万里」「古九谷様式」「柿右衛門様式」など、まるで咲き競うように新しい装飾美が確立していったその成立の事情と発展の軌跡をお楽しみください。

  また併設展示として、所蔵品より「吉祥文様−伊万里・鍋島−」展を開催いたします。”吉祥文様”とは文字通りおめでたい文様を示し、そこには幸福、繁栄、富貴への願いが込められています。今展示では当時の人々が”吉祥文様”に託した想いを求めて、盛期作品を中心とする伊万里焼、鍋島焼の器の上に探します。伊万里焼の歴史において町人文化が花開いた元禄期(1688−1704)に、金彩を多用した絢爛豪華な彩色で人々を魅了した「古伊万里金襴手」。一方、将軍家や天皇家への献上品として製作され、その研ぎ澄まされた技術力で完璧な造形美を確立した近世陶磁史を代表する「鍋島焼」。江戸時代、両者は同じ肥前国内で焼造され、ほぼ同時期にその最盛期を迎えます。”吉祥文様”をモティーフとしながら消費者のニーズの相違によって生み出された異なる意匠世界を鑑賞することで、日本人の美意識を再確認される機会となれば幸いです。

写真上:色絵 牡丹文 瓶 伊万里(古九谷様式)江戸時代(17世紀中葉)
写真下:色絵 花鳥文 輪花台鉢 伊万里(古九谷様式)江戸時代(17世紀中葉)

ミュージアム

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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