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ジャンルー・シーフ写真展

上映・公演は終了しました。

ジャン=マルク・シナンのモード、パリ1987年©The Estate of Jeanloup Sieff/G.I.P.Tokyo

現役で活動中だったジャンルー・シーフの突然の訃報から早くも10年近く、夫人のバルバラを中心に未発表作品の見直しが行われました。シーフアルカイブの継承者である妻バルバラは写真家でもあり、シーフの被写体モデルも経験しもっとも身近な立場で選択作業が可能でした。何故未発表だったのか、後に発表する筈だったのか、選者は作家の領域にどこまで踏み込めるのか、コンタクトシートやシーフのこだわったプリント表現など、知られざる作品の興味はつきないでしょう。ゼラチンシルバープリントの銀塩粒子がバライタ印画紙の微妙なトーン、力強く、格調高くシーフスタイルを表現しています。まさにモノクロ写真芸術。未発表作品には青年シーフが1950年代後半マグナムに所属した時期のルポルタージュで実力を見せる作品やその後1960年代前半のニューヨーク時代の『ハーパース・バザー』での仕事が多く見られます。この時期はシーフにとって、もっとも活力に溢れたパワー全開の活動期にあたります。風景や都市の光景でも独特の視点の写真を残しています。シーフ固有の縦位置の力強い垂直画面と広角レンズの巧みな表現は変わりません。シーフは常に反骨の精神を掲げ、最後まで自らを律し、まさにここが構図や表現の厳格さに共感できる所以ではありますが、ところがシーフはワインを愛し、気の利いた駄洒落を飛ばし相手を煙にまいては楽しむ、、、。しかし一方で、写真は、 “失われた時を求めて”、生涯自分はそれを求めていくだろうとノスタルジアの感慨を抱いてもいました。1973年に日本で初めて銀座ニコンサロンでの写真展以来、15回以上は数えます。いつも好評を得てきたのは日本には根強いシーフファンが存在し、時代が経過しても何ら古臭さを感じさせないのです。
本展は未発表作品を集大成したものですが、他に名作コーナーを設け人々の記憶にある珠玉の代表作を加えて構成されています。

画廊・ギャラリー

ジャンルー・シーフ

料金:一般 800円/学生 700円/中高生・65歳以上 600円
※各種割引あり。詳細はオフィシャルサイトへ。

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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