BUNGO -日本文学シネマ-
上映・公演は終了しました。
2010年/日本/
『黄金風景』
作者:太宰治
主演:向井理(太宰治役)/優香(お慶役)
監督:アベユーイチ(代表作:「テニスの王子様」「JAM FILMS S (すべり台)」)
あらすじ:津軽の名家、津島邸。人の良い女中のお慶を自分の家来のように扱う、幼少期の「私」。青年になって、小説家を目指すも芽が出ず苦労している「私」は、ある日、お慶が結婚し幸せに暮らしていることを知らされる。なぜか素直に喜べない私は、お慶の訪問を拒み、昔と同様に意地悪く当たってしまうが…。若き日の屈折した「私」の心情を率直に描いた、太宰の初恋物語とも言える作品。
『檸檬』
作者:梶井基次郎
主演:佐藤隆太(カジイ役)
出演:蓮佛美沙子(丸善の店員役)、和田聡宏(ナカタニ役)、赤堀雅秋(一階の男役)
監督:吉田恵輔(代表作:「机のなかみ」、「純喫茶磯辺」)
脚本:いながききよたか
あらすじ:肺を病んだ「私」は得体の知れない不安に始終苛まれ、それまで関心を持っていた音楽や詩に興味を失い、当てもなくさまよい歩く。そんな折り、果物屋の前で「私」はふと足を止める。そこには珍しく、檸檬が並べてあった。肺病で熱を帯びた「私」の手にレモンが冷たい。 「私」はその檸檬を一つ買う。そして「私」は、自分を不安にさせる様々な物事が、爆弾に見立てたレモンによって爆破される様を思い浮かべ、一人興奮するのだった。書店の丸善が舞台になったといわれる、短編文学作品の中でも非常に評価の高い、名作中の名作。
『高瀬舟』
作者:森鴎外
主演:成宮寛貴(喜助役)
出演:杉本哲太(庄兵衛役)、タモト清嵐(与平役)、岡本麗(老婆役)
監督:冨樫森(代表作:「鉄人28号」「あの空をおぼえてる」 )
脚本:久保裕章
あらすじ:京都の罪人を遠島に送るために高瀬川を下る舟に、弟を殺した喜助という男が乗せられた。護送役の同心である羽田庄兵衛は、喜助がいかにも晴れやかな顔をしている事を不審に思い、訳を尋ねると、喜助が事件の悲しい内幕を語り始める。明治の世相を見事に借景し、かつ安楽死や貧困問題も盛りこみ、現代にこそ同調できるテーマを百年以上前に見事に描いた名作。
『魔術』
作者:芥川龍之介
主演:塚本高史(櫻田竜一役)
出演:村上淳(マティラム・ミスラ役)、中村ゆり(文子役)、三浦誠己(直哉役)
監督:熊切和嘉(代表作:「青春☆金属バット」、「ノン子36歳(家事手伝い)」)
脚本:草野陽花
あらすじ:ある時雨の降る晩、「私」はハッサン・カンという名高い婆羅門の秘法を学んだ、年の若い魔術家の家を訪ねる。いくつかの不可思議を体験して、「私」は魔術を教えてくれと頼む。すると、若い魔術師は、まず欲を捨てなければならない、と言う。一ヶ月ほど経って、「私」は友人たちの前で魔術を披露することになるのだが、「私」は、欲を全く捨てきれていないことを思い知らされるのだ…。実在の魔術師をモデルにしたと言われている芥川の怪作。
『富美子の足』
作者:谷崎潤一郎
主演:加藤ローサ(富美子役)
出演:寺田農(塚越役)、夕輝壽太 (宇之吉役)
監督:橋本光二郎(代表作:「サイドカーに犬」(助監督)、「ブタがいた教室」(助監督))
脚本:菅野友恵
あらすじ:大正8年に書かれた短編小説。塚越老人は芸者富美子を妾にし、彼女の美しい足に接して悦びを感ずる。塚越はある時、美術学校の学生である宇之吉に、富美子をモデルにして絵を描くよう依頼する。宇之吉は絵を描き進めるうちに、富美子の足に幼い日の記憶を重ねていく・・・。病を得て臨終を迎えた時、塚越は「息を引き取るまで、ずっとお前の足で私の顔を踏んでいてくれ」と命じ、富美子の足の下で無限の歓喜のうちに死ぬ。
『グッド・バイ』
作者:太宰治
主演:山崎まさよし(田島役)・水川あさみ(キヌ子役)
監督:篠原哲雄(代表作:「地下鉄(メトロ)に乗って」、「月とキャベツ」)
あらすじ:新聞連載の予定で書き始められ、死の前日までに十三回分で中絶した未完の絶筆「グッド・バイ」 。
十人の愛人を作って、どうにもこうにも首が回らなくなった田島は、いっそのこと全部いっぺんに別れて田舎から妻子を呼び寄せて静かに暮らそうと決意する。だが、そんな簡単に皆と一時にグッドバイとなるものか…。考えた結果、普段は男のようにあさましくしかも汚いが、実は絶世の美女・キヌ子に妻役を演じてもらい、それぞれの愛人のところを一緒に回るという作戦にのりだすのだが。
邦画
料金:1,500円均一
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







