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『電気用品安全法によって消え逝く危険性…

上映・公演は終了しました。

電気用品安全法第1条
「電気用品の製造、輸入、販売等を規制するとともに、電気用品の安全性の確保につき民間事業者の自主的な活動を促進することにより、電気用品による危険及び障害の発生を防止する。」

・・・果たして、この法律が求める「安全性」とは、多くのリサイクル業者を廃業に追い込み、また多くの消費者の選択肢を減らすことに優るだけの価値を持っているのだろうか。あるいは、巷で密かに囁かれているように、この法律が、奇しくもバブル崩壊後日本経済が最も貧窮していた時期に改正されていることと、何か関係があるのであろうか?「安全性」という名目の基に、電気メーカーの利益を優先しようとしているだけなのではなかろうか?
 急遽準備された今回の展示は、そうした我々一般消費者の素朴な疑問を形にし、社会に問うための企画である。我々は、その一つの手法として、高円寺にあるヴィンテージ・ラジカセ専門店TURBOSONICにスポットを当て、そこに在庫されている無数のラジカセを展示し、また同じく在庫されている無数の部品などによって製作されたアート作品の展示を行う(参加アーティスト:宇川直宏、iseneehihinee、佃弘樹etc)。なぜなら、ナムジュンパイク、宮島達男、ヤノベケンジ、あるいは明和電気など、ファイン・アートの分野も、時に電気とは密接な関係にあり、あるいは広義のアーティストに含まれるであろうミュージシャンは、より多くの現実問題に直面するであろうからである。古きよきものを尊むセンスを持たない市場経済先導型資本主義の一側面について、我々はもっと冷静に目を向ける必要があるであろう。会場には、この法の賛否を問う専用ブログを用意する。そして、展示終了後には、その声を我が国の国会に投げたいと思う。少しでも違和感を感じる方は、是非会場に足を運び、その声を聞かせて欲しい。その行動がなければ、私たちの社会は何の文化的価値も生み出さない文化的荒野となってしまうであろう。今私たちが置かれているその危機を、一人でも多くの人に自覚して欲しい。
(NANZUKA/NaohiroUkawa)

(※)平成17年3月14日、経済産業省は、無数に寄せられた批判的反響への対応策として、下記の4項目の救済策を急遽発表した。

(1)中小事業者向けに、無料出張検査サービス等の支援を行う。
(2)事業者の届出の書式の徹底的な簡素化を図る。
(3)いわゆるビンテージものの販売について特別承認制度を利用できるようにする。
(4)相談窓口体制を抜本的に強化する。
これによって、依然その認定方法については不明確なものの、一部の電気楽器等については、新たな可能性が示されたことになる。 しかし、それでこの問題の根本が正されたわけではない。問題の本質は、大義名分の基に我々一般庶民の権利が知らずと剥奪されそうになっていたことにあるのである。


○展示内容
宇川直宏 アート作品
佃弘樹 アート作品
moids 斉田一樹、三原聡一郎、むぎばやしひろこ アート作品
skatething アート作品
Sound Hero (by 高木完 & 山塚アイ)  インスタレーション
iseneehihinee video インスタレーション
江田龍介(Bal)アート作品

主催:Mixrooffice / NANZUKA UNDERGROUND
企画:Mixrooffice / NANZUKA UNDERGROUND
協力:TURBOSONIC
監修:宇川直宏 / iseneehihinee

写真:宇川直宏「Daily Psychic TV / Emperor's Dead」より photo by Umekawa Yoshimitsu

画廊・ギャラリー

宇川直宏、iseneehihinee、佃弘樹

料金:入場無料

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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