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没後90年 村山槐多(むらやまかいた) …

上映・公演は終了しました。

村山槐多『紙風船をかぶれる自画像』(1914年2月、個人蔵)

22歳で逝った夭折の天才画家・村山槐多(1896年〜1919年)の回顧展です。

早熟で多感な青年であった槐多は、絵画と文芸に独特の感性を発揮した、大正が生んだ異色の才能でした。古代への憧憬と現実の恋情とを源泉にした、ロマン性をたたえた表現、対象把握のすごみは、ほかの何ものでもない槐多の絵としか言いようがないものです。
高村光太郎に「火だるま槐多」と呼ばれ、みなぎる生命力をもてあましながらも死に向うデカダンスをまとった槐多は、貧困と宿痾のうちに激しく短い生涯を駆け抜けました。彼の生き方は、近代が生み出した「天折」という魅力的な姿を遺しました。美を具現化する方法として、槐多は個人感情の発露と表現とを融合して、あらたな絵画の姿を私たちに見せてくれたのです。日本近代美術の青春期とも言えるこの時代、その存在は象徴的でさえあります。

今年は槐多が代々木で没してからちょうど90年にあたります。この機会にいまいちど、ガランスを愛した、この魅力溢れる圧倒的な才能を振り返りたいと思います。

油彩、水彩、デッサン、詩歌原稿、書簡など約150点を回顧し、早熟で多感な青年であった槐多の、詩と絵画に駆け抜けた生涯とその世界観をあますところなく、紹介します。
(注)会期中、一部展示替えがあります。


【関連イベント】
講演会「火だるま槐多を追って」
日時 2009年12月5日(土)14時から
講師 信濃デッサン館館主 窪島誠一郎氏

画廊・ギャラリー

村山槐多

料金:一般:300円、小中学生:100円

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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