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豊田利晃、降臨。

上映・公演は終了しました。

画像:「空中庭園」より

デビュー作から一貫して、その鋭い感覚で時代の空気を切り取り、閉塞状態からの開放と人間の絆、破壊から再生を描いてきた豊田利晃監督。4年ぶりの最新作『蘇りの血』にも受け継がれたその独特の世界観を、『ポルノスター』から『空中庭園』まで全5作品でふりかえる。

■上映作品

『ポルノスター』
1998年/カラー/98分/ヴィスタサイズ
監督・脚本:豊田利晃/撮影:笠松則通/録音:山方浩/整音:柿澤潔/美術:三浦伸一/編集:深野俊英/音楽:DIP
出演:千原浩史、鬼丸、緒沢凛、広田レオナ、杉本哲太、麿赤兒
渋谷で仲間たちとデートクラブを経営する上條と、無表情にヤクザを殺す男、荒野。理由のない不安と苛立ちを抱えた2人は、反発しながらも魅かれあっていくが、上條に想いを寄せるデートクラブの女・アリスが大量のLSDを手に入れたことから事態は思わぬ方向へ進んでゆく。世紀末の東京の象徴・渋谷を舞台にした、救いのないガキどもの黙示録。

『アンチェイン』
2000年/カラー/98分/ヴィスタサイズ
監督・撮影:豊田利晃/編集:日下部元孝/整音:柿澤潔/音楽:ソウル・フラワー・ユニオン/スチール:大森克己/ナレーション:千原浩史
出演:アンチェイン梶、ガルーダ・テツ、永石磨、西林誠一郎
アンチェイン梶というボクサーがいた。戦績6敗1引き分け。たった1度も勝てなかった。引退後、大阪・釜ヶ崎でなんでも屋を開くがうまくいかず、酒とボクシングの後遺症で梶の奇行はエスカレートして??。アンチェイン梶と彼が可愛がった3人のボクサーたちの生き様を、現役、引退からその後まで、5年に渡り追いかけたドキュメンタリー。

『青い春』
2001年/カラー/83分/ヴィスタサイズ
監督・脚本:豊田利晃/原作:松本大洋「青い春」(小学館刊)/撮影:笠松則道/美術:原田満生/編集:日下部元孝/音楽:上田ケンジ/エンディングテーマ曲:ミッシェル・ガン・エレファント「ドロップ」
出演:松田龍平、新井浩文、高岡蒼祐、山崎裕太、忍成修吾、塚本高史 
男子校の卒業式。仲間6人が屋上で、勝者が学校を仕切るという伝統の“ベランダ・ゲーム”を競っている。だが新記録を出した九篠には、何もかもどうでもいいことだった。やがて新学期、3年になり自分の行き場探しを余儀なくされる息苦しさにそれぞれがもがくなか、九篠の幼なじみ青木は再び屋上に上がっていく…。松本大洋の原作を映画化した、青春群像劇の傑作。

『ナイン・ソウルズ』
2003年/カラー/120分/ヴィスタサイズ
監督・脚本:豊田利晃/撮影:藤澤順一/照明:小野晃/録音:柿澤潔/美術:原田満生/編集:日下部元孝/音楽:dip
出演:原田芳雄、松田龍平、千原浩史、鬼丸、板尾創路、KEE
刑務所から脱走し、小学校に隠された大金を目指す9人の男。大金が眠る富士山の麓の小学校にようやくたどりついた彼らが見つけたのは、小さなガラスの鍵ひとつ。ガセネタと分かり途方に暮れる9人だが、それでも一台のバンに乗りこみ東京へ向けて旅を続ける。それぞれが囚われる前にやり残した「人間、男、父親としての義務」を果たすために。

『空中庭園』
2005年/カラー/114分/ヴィスタサイズ
監督・脚本:豊田利晃/原作:角田光代「空中庭園」(文藝春秋社刊)/撮影:藤澤順一/照明:上田なりゆき/録音:柿澤潔/美術:原田満生/編集:日下部元孝/音楽監督:ZAK
出演:小泉今日子、大楠道代、板尾創路、鈴木杏、広田雅裕
「ダンチ」と呼ばれるニュータウンに暮らす京橋家は、“なにごともつつみ隠さず”をルールにしながら、それぞれ誰にも言えない秘密を抱えていた。ふとしたことからその秘密が暴露されはじめ…。角田光代の原作がはらむ毒と豊田監督のドライヴ感が共鳴し、たゆたうような序盤から加速度的に突き抜けるクライマックスまで、一瞬も目が離せない傑作。


■上映スケジュール
5日(土)『ポルノスター』
6日(日)『UNCHAIN』
7日(月)、8日(火)『青い春』
9日(水)『ナイン・ソウルズ』
10日(木)、11日(金)『空中庭園』
企画:ユーロスペース、ファントム・フィルム
協力:リトルモア、ゼアリズ・エンタープライズ、東北新社

特集上映・映画祭

左記参照

料金:一般1400円/大学・専門学校生1200円/会員・シニア1000円/高校生800円/中学生以下500円

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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