新宿インシデント
上映・公演は終了しました。

2009年/香港/119分/R-15/配給:ショウゲート
香港が生んだ国際派スターのジャッキー・チェンは、常々アジアの映画は、アジア諸国同士の協力体制がなければハリウッド映画に飲み込まれると言い続け、アジア映画のレベルアップを第一に、今回自らプロデューサーとしてアジア人のアジア人によるアジア人のための映画を製作。ジャッキー・チェン製作、アジアン・プロジェクト第1回作品、それが「新宿インシデント」だ。
世界一の歓楽街、新宿・歌舞伎町。わずか500メートル四方のこの町には、日本のヤクザばかりか、中国、台湾をはじめ中東までのアジア各国、南米のマフィア組織が集まり、うごめき、予測のできない黒社会が築きあげられてきた。この歌舞伎町を舞台に、アジア全ての映画賞を獲得したいと、ジャッキー・チェンが渾身の演技で新境地に挑んだ“ドラマチック・バイオレンス”大作、「新宿インシデント」。かつて、こんなにも凄惨で、こんなにも激しい、そしてこんなにも社会派のジャッキー映画があっただろうか?
こんなジャッキー、見たことない!ジャッキーが変わった!
ハリウッドの大作映画への主演が続いたジャッキーが、改めてアジアに目を向けたとき、彼が選んだ舞台は、東京・新宿。中国の貧しい東北部に生まれ育った男が、日本へ行ったきり音信不通になった恋人を探して密入国。辿り着いた先は、新宿の歌舞伎町。言葉も分からず土地感もない異邦人の彼は、歌舞伎町で出会った同郷の不法滞在者の仲間と共に、最底辺の仕事をこなしながら日々の暮らしを送っているが、日本の警察の取り締まりはもちろん、日本のヤクザ、それに中国マフィアからの圧迫という恐怖に常に苛まれながらの毎日。やっとの思いで恋人を見つけたときには、恋人はヤクザの組長と結婚し、娘までもうけていた。人生の3割は運命と諦めるにしても、残りの7割は戦って勝ち取るしかないと思い定めた彼は、日本に残り、仲間と共に新宿で生き抜いてゆく決意を固める。永住権を獲得するため、組長に頼まれたヤクザ抗争絡みの殺人に手をかす。その結果、新宿を取り仕切るようになった組長のもと、ただの中国人不法移民の集団が勢力となり、権力を持つまでになり、男は黒社会の実力者となってゆく。ただ安心して生きる場所を求めただけなのに、いつしか、仲間が麻薬や殺人が日常茶飯事のヤクザの世界に足を踏みいれ、以前とは別の極限状態に陥り、後戻りできないところまで来ているのだった。
アウトローの聖地といわれる新宿。多国籍の歌舞伎町を舞台に、ギリギリの中で懸命に生きる人間たちの欲望・葛藤、立場をこえた愛と絆。エネルギッシュな裏社会の抗争と愛憎のダイナミックな人間ドラマを描ききった社会派シリアス・ドラマを手がけたのは、『つきせぬ想い』『ワンナイト・イン・モンコック』などで知られる香港映画界の巨匠イー・トンシン監督。撮影は『模倣犯』『寝ずの番』の北信康、キャスティングも、イケメン俳優の殻を破った『女帝<エンペラー>』のダニエル・ウー、『墨攻』のファン・ビンビン、『傷だらけの男たち』のシュー・ジンレイ、それに日本から竹中直人、加藤雅也、峰岸徹、倉田保昭、長門裕之ら、香港・中国・日本の実力派スター、スタッフが集結。ナマの歌舞伎町をはじめ日本各地、蘇州や吉林州・長春にロケーション撮影を敢行、製作費2500万ドルのアジアン・ノワール大作が誕生した。
アジア
監督:イー・トンシン 出演:ジャッキー・チェン、竹中直人、ダニエル・ウー、シュー・ジンレイ、加藤雅也、ファン・ビンビン、峰岸徹
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







