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レイチェルの結婚

上映・公演は終了しました。

2008/アメリカ/142分/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

ジョナサン・デミ監督、
入魂のホームドラマで長編劇映画に復活
『サムシング・ワイルド』(86年)で注目され、『羊たちの沈黙』(90年)でアカデミー監督賞を受賞、『フィラデルフィア』(93年)では社会派ドラマに挑戦と、幅広いジャンルを横断して傑作をものにしてきたジョナサン・デミ監督。ここ数年はドキュメンタリー映画に熱を入れていたが、ジェニー・ルメットによる型破りな脚本を一読して、「真実や痛みやユーモアに対する大胆なアプローチがとても気に入った」と、監督を快諾。撮影監督のデクラン・クインとともに「今まで作られた中で一番美しいホームビデオ」を目指して、リハーサルなしの撮影に挑んだ。長女の結婚式当日までの3日間の中に、バックマン家が経験した過去の悲劇、今も続く不協和音、それでも切れることのない絆という家族の物語と、多くの人に祝福される陽気な結婚パーティが絡み合う。わかりあえない葛藤に胸をかきむしられながら、それでも前に進んでいく人々の勇気と愛。そこには家族だからこそなし得る力という希望がきらめいて、忘れがたい名作が誕生した。また、さまざまな人種が自然に分かち合う祝祭には、デミ監督が思い描く理想像が込められているようで、感慨深い。


手作りの陽気な結婚式であらわになる
家族の傷と再生への道
コネチカット州に暮らすバックマン家の長女レイチェルの結婚式を2日後に控えた日、次女キムはとある施設を退院する。父親や姉が自分に向ける眼差しや言葉に神経を尖らせるキムの存在は、結婚式の準備で華やぐバックマン家の空気を破壊する衝撃力を持つ。だが、つねに自己中心的に見えるキムこそが、実はもっとも家族の絆を希求してやまないことが徐々に見えてくる。立ち直ることが出来ない悲劇を体験した家族ひとりひとりが胸にしまいこんだ悲しみを、誰よりも傷ついているキムが、あえてえぐり出す。痛々しいまでに正直であろうとするキムの言動は、時に腹立たしくなるほどに他者の神経を逆なでする。だが、その先にこそ、深い溝を乗り越える再生への光があることが、心温まる結婚式の翌朝、静かに描かれるのだ。

洋画

監督:ジョナサン・デミ 出演: アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、デブラ・ウィンガー、ビル・アーウィン、アンナ・ディーヴァーズ・スミス、トゥンデ・アデビンペ、マーサー・ジッケル、アニサ・ジョージ ほか

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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