初恋 夏の記憶
上映・公演は終了しました。

2008年/日本/105分/配給:夜想会シネマプロジェクト/©夜想会シネマプロジェクト
人はみな覚えている。切なくほろ苦い「初恋」の思い出・・・。
19世紀ロシアを代表する文豪ツルゲーネフの傑作「初恋」が、今平成の現代によみがえった。
原作のヒロインは奔放でエキセントリックではあるが、その本質は淋しく深い憂いに満ちた一人ぼっちの少女。監督の野伏翔は原作のイメージだけは大切にしようと、1000人を超える主演候補者を面接した。その結果十八歳の多岐川華子が、主演梨生役に決まった。女優多岐川裕美の一人娘多岐川華子は、まさにこの映画に主演するために生まれてきたような女優だ。幼くとも多感な少女の危うさと、時に垣間見せる妖艶さ。多面的で豊かな感性は秀逸だ。
彼女を恋する少年、穂波佑介役には、昨年映画「バッテリー」で、キャッチャー永倉豪役を好演した、十六歳の山田健太が抜擢された。全国のお母さんたちから「こんな息子が欲しかった」と圧倒的な人気の山田は、今映画界で最も期待されている新鋭。十代の男の子のピュアな初恋の心情、そのときめきと不安を、切ないまでに瑞々しく演じている。
そして少年の父でありながら、少女と不倫の関係になってしまう穂波軍司役に、映画、テレビで大活躍中の石黒賢。少女の美貌の継母に麻生祐未。その他、竜雷太、島かおり、石村とも子、と豪華ベテラン陣が若い二人を盛り立てている。
音楽は2007年「ピア二ッシュ」でヨーロッパ各国の配信ベスト1に輝いた小阪明子。ピアノ、シンフォニーの全曲が小阪のオリジナルである。時に絵画的とさえいえる夏の青空、白い雲、木々の緑、黄金色の海、といったハイビジョン映像で捉えた美しい風景とあいまって、映画の情感を最高潮に盛り上げている。
監督は「MUSASHI」「ガッツ伝説・愛しのピット・ブル」の野伏翔。野伏は舞台の演出家としても、シェークスピア「リア王」やチェーホフ「三人姉妹」など数多くの古典文学の名舞台を手がけてきた。その幅広いドラマ作りの蓄積が、この文豪ツルゲーネフ原作の映画を、深みのある、しかも新鮮な、今を生きる若者たちの青春映画として結実させている。
邦画
監督:野伏翔 出演:多岐川華子、山田健太、麻生祐未、島かおり、石とも子、竜雷太、石黒賢
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







