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「ルパン三世」&ドキュメント「ルパン三…

上映・公演は終了しました。

1972年/11話・14話・19話/各25分/©2007-2009 財団法人徳間記念アニメーション文化財団. All Rights Reserved.

お金も時間もなかったけれど燃えていた。
若き日の大塚康生、高畑勲、宮崎駿が作った「ルパン三世」1st.TVシリーズ。

今から38年前の1971年10月24日、日曜日の夜7時半、「ルパン三世」1st.TVシリーズの放映が開始された。初の「大人向けTVアニメーション」として制作された当初のルパンは、青いジャケットを羽織り、ニヒルに笑い、アンニュイな雰囲気を漂わせたダークでカッコイイ、まさに「大人の男」であった。
しかし、視聴率は低迷し、シリーズ途中で演出家が交代するという事態が起こる。そこで、1st.TVシリーズのメインスタッフであった大塚康生の強い希望により、高畑勲・宮崎駿がピンチヒッターとして演出に登用された。クレジットには「演出:Aプロダクション演出グループ」と表記されたのみで、高畑・宮崎が関わっていた事実を知るのは一部のファンに限られている。
莫大な財産を持ち、倦怠感をまぎらわすために盗みを働くルパン。しかし、そのルパン像に疑問を抱いていた高畑・宮崎は、演出交代に伴い路線変更を敢行。すでに絵コンテや脚本の作業が進んでいた回もあった中、祖父の財産は先代が使い果たし、一文無しであるという解釈を打ち立て、お金がなくても快活で陽気、活力にあふれ信頼できる仲間とライバルに囲まれた「ルパン三世」という像を作り上げた。

一期は夢よ、ただ狂へ。
現代、人々は確固たる基盤をなくし、進むべき道を見失い、不安で身動きが取れなくなっている。そんな時代に、38年前に登場したルパンたちの姿はどう映るのだろうか。
「ルパン流にやらせてもらうさ。粋にやろうぜ、粋によ」。ルパンが悪党に言い放つセリフである。どんな状況でも自分を見失わず、信じ合える仲間とピンチすら楽しんでいるかのようなその姿は、何者にも縛られない、「自由」そのものであった。

■上映作品
○『ルパン三世 1st.TVシリーズ』
11話「7番目の橋が落ちるとき」
7番目の橋が落ちるとき ルパン三世を名のる謎の犯人により、現金輸送車襲撃のためと思われる架橋爆破事件が連続して起こった。真犯人を突きとめ、館に忍び込んだルパンだったが、逆にまんまと罠にはまり囚われの身となる。人質に取られた少女の命を救うため、ルパンは現金輸送車の襲撃を引き受ける。

14話「エメラルドの秘密」
エメラルドの秘密 “ハリウッドの女王”キャサリンと、大富豪レイモンドの結婚披露パーティーが豪華客船上で開催された。キャサリンの胸に輝く、伝説の大粒エメラルド「ナイルの瞳」を狙うルパン。だが、それはキャサリンの侍女に扮した不二子がすりかえたニセモノだった。しかし、実は不二子が手にしていたものもニセモノ。「ナイルの瞳」はいったい何処に?

19話「どっちが勝つか三代目!」
フランス・フェア開催を機に、代々ルパン家のライバルであるガリマール家の三代目が来日した。ガリマール警部三代目は、アルセーヌ・ルパンの遺品をフェアに出品。テレビを通じて、ルパンを挑発し、「科学と論理」に基づいた物量作戦でルパン逮捕を狙う。

○ドキュメント「ルパン三世」とその時代(同時上映)約30分
今まで1stTVシリーズについてあまり語る事のなかった高畑勲・宮崎駿のインタビューを新たに撮影し、構成された映像ドキュメンタリー。

特集上映・映画祭

演出:Aプロダクション演出グループ(高畑 勲・宮崎 駿) 

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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