渋谷文化プロジェクト

渋谷をもっと楽しく!働く人、学ぶ人、遊ぶ人のための情報サイト

ハルフウェイ

上映・公演は終了しました。

2009年/日本/85分/配給:シネカノン/© 2009「ハルフウェイ」製作委員会

ラブストーリーの神様、北川悦吏子初監督作品、岩井俊二・小林武史プロデュース。
純度100%混じり気なし!恋というモノそのものがそのままここにある。
この恋は、きっと永遠――。そう信じて、ひたむきに恋して、懸命に相手と向き合い、相手を思うがゆえに、心傷つく。刹那にして永遠なる恋。不可避の恋。映画『ハルフウェイ』は、そんな誰もが経験する初々しい恋の季節に挑んだ野心作である。一見、ありそうで、しかし案外、これは他に類を見ない。というのも、言ってみれば、ただ、ただ、恋をしている映画。それなのに、なんだろう?この見応えは?メガホンを取ったのは、脚本家として「愛していると言ってくれ」や「ロングバケーション」、「ビューティフルライフ」、「オレンジデイズ」など数多くの大ヒットドラマを世に送り出してきた北川悦吏子。時代の空気感を映し出し、丁寧な心理描写で登場人物たちのドラマを紡ぎ出す彼女は、多くの女性の共感を呼び、“ラブストーリーの神様”と呼ばれる地位を築いた。その北川悦吏子が、初めて映画の世界に足を踏み入れ、初監督デビューを飾った今作!
そこには、テレビドラマでは見ることのできなかった、新たな北川ワールドが広がっている。2人並んで自転車を走らせる通学路、夕日が照らす放課後のグラウンド、寝転がっておしゃべりする河原の土手……。きらめくような風景に溶け込んだ主人公の2人を、カメラは、息遣いが聴こえるほどリアルに、そして、息をのむほど繊細に切り取る。その光景は、だれもが持つ初恋の記憶を呼び起こすだろう。しかし、それだけにとどまらないのが、北川ワールドの魅力だ。真剣に恋と格闘する2人は、時にじれったくもどかしい。そして時にわがままで勝手。やがてグサリと核心を突き、観ている者の胸に迫る。人を好きになる最初の気持ちが蘇る。それは、時代や世代を問わず、誰もが今現在も心の奥底に持っているもの。永遠に持ち続けるもの。北川悦吏子がこの映画で表現しているのは、まさに恋、そのものであり、これは、彼女の作品すべての根底に注がれてきたエッセンスともいえるのではないか。シンプルだからこそ、胸を打つ。純度100%のラブストーリーは、今まさに青春時代を送っている高校生、そして、さまざまな経験をしてきた大人たちに向け、飾らない、そして本気の、恋する気持ちを思う存分、味あわせてくれるに違いない。

美しい映像、そして切ないメロディ。
岩井俊二と小林武史の感性が加わり、作品の完成度は最高潮に。
今作でプロデューサーを務めるのは、『Love Letter』や『スワロウテイル』などの監督作で知られる岩井俊二。監督・北川悦吏子のデビューを後押しし、製作全般のアドバイザーとして現場の進行から編集まで徹底的にサポートすることで、作品のクオリティをさらに高める役割を果たしている。また、光を巧みに操る彼独特の映像美はこの作品にも受け継がれ、北海道ののどかな町を舞台にした物語をスクリーンにより印象的に焼きつける。さらに、Mr.Childrenやレミオロメンら多くの人気アーティストの育ての親として知られる小林武史が、岩井俊二とともに初めて映画プロデュースに参加。音楽監督としても携わり、映画に流れるアコースティック・ピアノによるシンプルで繊細なメロディーが、観る者の心の琴線に触れる美しい音楽を完成させた。エンディング曲には、かつて岩井俊二監督作品『リリイ・シュシュのすべて』の中で“リリイ・シュシュ”として鮮烈な歌声を響かせたボーカリスト、Salyuも参加。ミュージシャンの中にもファンが多いという圧倒的な歌唱力で、北川悦吏子自らも作詩に加わったバラードソングを感動的に歌い上げる。

青春時代の初々しさやあやうさを繊細に伝える注目の2人
主人公のヒロを演じたのは、主演映画『幸福な食卓』で、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞や第29回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞に輝いた北乃きい。ドラマ「14才の母」や「ライフ」の熱演も話題で、若手実力派女優と評されている。現在、キットカット7代目イメージキャラクターも務めるなど、映画、ドラマ、CMに幅広く活躍し、同世代から支持も高い。今作では、恋する女子高校生の複雑な心境をこまやかに表現し、リアリティに満ちた演技力で観る者を引きこむ。ヒロの恋人シュウには、映画『天然コケッコー』やドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」などの話題作に次々と出演し、旬の若手俳優として注目を集める岡田将生。北川が「ホイップクリームのようになめらかな独特の雰囲気」と語るそのナチュラルな存在感は、映画にさらなる透明度をもたらしている。また、ヒロの親友であるメメ役には、アニメーション映画『時をかける少女』の主人公の声で高い評価を受け、ドラマ「学校じゃ教えられない!」などの出演で人気を集めた仲里依紗。さらに、ドラマ「ハチワンダイバー」で初主演を果たし、2008年12月からスタートするドラマ「赤い糸」への出演も決定している溝端淳平も、主人公の2人を見守る友人タスク役を好演。そんな今まさに旬の顔ぶれが集まり、北川悦吏子のもとでこれまで以上にナチュラルな輝きを見せた今作。青春時代ならではの初々しさやあやうさを、観る者の心に爽やかに伝えている。

邦画

監督:北川悦吏子 出演:北乃きい、岡田将生、溝端淳平、仲里依紗、成宮寛貴、白石美帆、大沢たかお

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

オススメ記事