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夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 …

上映・公演は終了しました。

≪堆朱カメラ≫ 文久3(1863)年頃 福井市立郷土歴史博物館蔵

東京都写真美術館では、日本全国の美術館、博物館、資料館等の公開施設を持つ機関が所蔵する幕末〜明治時代中期の写真・資料を調査、体系化する「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史」シリーズ第二弾として、「II.中部・近畿・中国地方編」を開催します。
幕末の日本にもたらされた写真は、まさに開国とともに訪れた先端技術であり、近代西洋文明の象徴でした。横浜や長崎などが開港、訪日する外国人写真師との関わりから、江戸の鵜飼玉川(うかいぎょくせん)や開港地の上野彦馬・下岡蓮杖(しもおかれんじょう)など、日本人の写真師が各地に現れます。彼らは、幕末〜明治の日本と日本人を活写し、次の世代へと伝承していきました。
芸術表現を意識する以前の写真にも、無意識だったにせよ芸術性は宿っており、現在では貴重な作品です。未分化な初期の写真作品は、どれほど存在しているのでしょうか。

第一弾の関東編に引き続く本展では、日本における写真とのファーストコンタクトを伝える<1.であい>、 写真が日本に定着した時期の姿を伝える<2.まなび>、写真が社会的役割を担っていった様子を伝える<3.ひろがり>の三部構成によって、多くの東京未公開のオリジナル作品のほか、カメラ・浮世絵など初期写真に関わる様々な資料を展覧します。
出品作品は、当館収蔵作品に加え、中部・関西・中国地方における展示室等の公開機関を持つ施設約2,000箇所へ行ったアンケートに基づき、学芸員が現地調査を敢行。まさに足で調べた貴重な写真や資料が多数登場します。
写された像だけではなく、美しい装丁や記されている文字など「物」として楽しめる初期写真史の逸品で、芸術表現の成熟へと向かう“夜明けまえ”の写真開拓ストーリーに、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

※なお、本シリーズは引き続き、写真の伝搬と普及についての調査・研究をすすめ、「III.四国・九州編」、「IV.北海道・東北編」、「総集編」へと展覧会を開催し、日本中に現存する初期写真の現状を探る予定です。

画廊・ギャラリー

鵜飼玉川、上野彦馬、下岡蓮杖、他

料金:一般 500円、学生 400円、中高生・65歳以上 250円
※東京都写真美術館友の会会員は無料、小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料、65歳以上の方は第3水曜日無料

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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