Respect 川本喜八郎
上映・公演は終了しました。

配給:有限会社百米映画社
世界の“KIHACHIRO”を日本人だけが知らない…
NHK人形劇『三国志』『平家物語』の、美しくひたむきな人形たちの生みの親・川本喜八郎。しかし、彼の本領である人形アニメーション作品群の魅力に出会った人はまだまだ少ない。世界中の映画祭で圧倒的に支持され、愛され、常に新作を待たれる作家…全世界のアニメクリエイターたちから、実写映画における黒澤明に匹敵する信頼と敬愛を受けている川本喜八郎。日本では一般公開されてこなかったその全作品を、遂に一挙上映! 彼が作り上げ、命と心を与えた人形の謎に満ちた宿命を見つめよう。人形たちの喜びを、嘆きを、愛の苦しみを体験しよう。日本の誇る至高のアーティスト、なのに世界のどこよりも日本人が知らないアーティスト・“KIHACHIRO”の世界へと、今、旅立とう!!
川本喜八郎という人
1925年生まれの江戸っ子。小学校時代から人形を作りはじめる。太平洋戦争後、東宝の美術助手になり映画の基礎を学ぶ。その後、アニメの理解者である劇作家・飯澤匡に人形を認められ、人形のカラー写真を使った絵本作りのスタッフとなる。この頃チェコの人形アニメの巨人イジィ・トルンカの長編映画に出会い、これこそ一生を賭けるに値する仕事だと感じる。やがて、活動を共にする日本の人形アニメの開拓者・持永只仁からアニメート法を教わり、その技術でCMのプランから人形作り、演出までをこなすようになる。1963年、遂に単身チェコに渡り、トルンカスタジオで学ぶ。帰国後、アニメ作家としてデビュー、その独自の作風と人形造形の美しさで世界的アニメ作家となる。メルボルン、バルナ、ロンドン、上海など世界各都市の映画祭での受賞歴は枚挙にいとまがない。
プログラムA
おおらかなユーモアをたたえた処女作、人の心の奥底の闇に迫る不条理シリーズ、中国スタッフと作り上げた名人伝、さらに作家デビュー前のCM作品まで。"KIHACHIRO"アニメの軌跡をたどる。
『アサヒビールCM集』1959年/約5分
『花折り』1968年/14分
『犬儒戯画』1970年/8分
『鬼』1972年/8分
『道成寺』1976年/19分
『不射之射』1988年/22分
『セルフポートレート』1988年/1分(※A,Bプログラム両方で上映)
プログラムB
人形アニメに加えて切り紙アニメもその作品歴を飾る。『鬼』『道成寺』に続く不条三部作の完結編や、修行したチェコのスタジオへの里帰り作品も。"KIHACHIRO"アニメのさらなる深淵へ。
『旅〜2006 Remix ver.〜』2006年/12分
『詩人の生涯』1976年/19分
『火宅』1979年/19分
『いばら姫またはねむり姫』1990年/22分
『セルフポートレート』1988年/1分(※A,Bプログラム両方で上映)
特別プログラム
『蓮如とその母』1981年/92分
川本喜八郎初の長編アニメ。滋賀県の地方自治体の製作のため一般公開もソフト化もされなかった幻の作品。脚本・新藤兼人、音楽・武満徹、声優初挑戦の三国連太郎など話題も豊富。宗教改革者・蓮如の半生と共に人間の差別意識を描く一方、数十体の人形がひしめく戦闘シーンもある超大作、遂に特別上映!!
2月25日(土)〜3月3日(金) モーニング:Bプログラム(土日のみ)/レイト:Aプログラム
3月4日(土)〜3月10日(金) モーニング:Aプログラム(土日のみ)/レイト:Bプログラム
3月11日(土) モーニング:Bプログラム/レイト:Aプログラム
3月12日(日) モーニング:Aプログラム/レイト:Aプログラム
3月13日(月) レイト:Aプログラム
3月14日(火)、15日(水)レイト:Bプログラム
3月16日(木)、17日(金)レイト:特別プログラム
※3月13日(月)〜17日(金)までモーニング休映

リバイバル
川本喜八郎
料金:一般1400円/会員・シニア・学生1000円/高校生800円/中学生以下500円/特別プログラム『蓮如とその母』のみ800円/岩波ホールにて上映の『死者の書』チケット半券提示で1200円
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







