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Keiichi Tanaami[KANNOOON]

上映・公演は終了しました。

[KANNOOON]
Keiichi Tanaami
2008
fiberglass reiforced plastics, acrylic and urethane paint
H 1505 × W820 × D550 mm

このたび、Nanzuka Undergroundは、田名網敬一の新作立体作品群、及び新作ペインティングによる個展「KANNOOON」を開催いたします。本展は、田名網が、千手観音などの奇想の仏像にイメージソースを得て制作したオリジナルの観音菩薩像を、ペインティングと、大作の中尊像、及びそのミニチュア作品100体にし、それらを一堂に配置したインスタレーションからなります。

今回の展覧会は、田名網が長年温めてきた構想を、1年に及ぶ制作期間を得て実現した特別展です。田名網は、80年代初頭に肺の病で生死の境をさまよい、その経験から80年代から90年代にかけての作品は、“生と死”という人間の普遍的なテーマに基づく作品を数多く制作しています。この時代の田名網の作品が、螺旋状に増幅する松や箱庭を連想させるリングといったモチーフを多用し、限りある生命に対する思慮を連想させる傾向にあったのに対し、本作品は、少女が泣き震えているという表現であるにも関わらず、金魚の化身ともいえる丸みを帯びたエロティックな造形で、非常に晴れやかな印象を帯びています。これは、本作品が、戦争体験や病といった様々な人生経験を経た田名網が、その脳内に描いた極楽浄土の様子を、造形化したものであるからかもしれません。

田名網は今回の作品について次のように語っています。

「一般的な仏像は、経典により、その造形が定められている。しかし、私の好きな仏像は、様々な約束事を逸脱した奇妙で奇異なる謎の仏像群である。四足八頭の怪鳥にまたがる「六呂見観音如」(「意輪観音坐像」三重県六呂見観音寺蔵)や無数の手足を持つ「千手千足観音」(正妙寺蔵)などで自在に変容する脅威の尊像に興味が尽きない。」

本展は、当ギャラリーがプロデュースするプロジェクトスペース、TANYA(NANZUKA UNDERGROUND隣)における山川惣治と田名網敬一による「少年王者」展と同時開催いたします。

画廊・ギャラリー

田名網敬一

料金:入場無料

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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