渋谷文化プロジェクト

渋谷をもっと楽しく!働く人、学ぶ人、遊ぶ人のための情報サイト

マルセイユの決着(おとしまえ)

上映・公演は終了しました。

2007年/フランス/156分/配給:ヘキサゴン・ピクチャーズ/©ARP-TF1 FILMS PRODUCTION-2007

■Introduction

“フィルムノワールの巨匠”として、ゴダール、トリュフォーらヌーヴェル・ヴァーグの作家たちにも多大な影響を与えたジャン=ピエール・メルヴィル。彼が、傑作ノワール『いぬ』(63年)と『サムライ』(67年)の間に産み落とした幻の名作『ギャング』(66年)が、42年の時を経て銀幕に蘇る。『マルセイユの決着(おとしまえ)』は、メルヴィルを敬愛し、原作者ジョゼ・ジョヴァンニとの親交も深かったアラン・コルノー(『インド夜想曲』『めぐり逢う朝』)により、約40億円もの製作費をかけて作り上げられた完全リメイク版。メルヴィルが終生追い続けた「愛と友情と裏切り」というテーマを軸に、時代から取り残されていくギャングたちの誇り高き生きざまを、美しくも哀しく描き出す。
人生最後の仕事(ヤマ)に挑む初老の大物ギャング・ギュを演じるのは、ジョヴァンニから「原作のイメージに近い」と称賛された名優ダニエル・オートゥイユ。彼の愛人となる女将マヌーシュに扮するモニカ・ベルッチは、髪をブロンドに染め上げ、男を惑わすファム・ファタールを気丈に演じる。また、ギュを追う頭脳明晰なパリ市警の警視にフランスを代表する個性派ミシェル・ブラン、粗野で忠実なマヌーシュの用心棒を元フランス代表のサッカー・プレイヤー、エリック・カントナが演じるのも見所のひとつだ。
60年代、文化爛熟期のパリで、ソフト帽にトレンチコートという時代遅れな出で立ちを貫くギャングたちの背中には、哀愁と、揺るぎない男のダンディズムが色濃く宿る。ギュら昔ながらのギャングたちがフランス国産のプジョーやシトロエン、アメリカの大衆車フォードを乗り回す一方で、一匹狼の伊達なギャングはイギリスの高級車ベントレーを、街の顔役はキャデラックを颯爽と乗りこなす細かな演出も心憎い。
港町マルセイユとパリを舞台に、男たちの誇りを掛けた壮絶な駆け引きが、いま再現される。

洋画

監督・脚本:アラン・コルノー 出演:ダニエル・オートゥイユ、モニカ・ベルッチ、ミシェル・ブラン、ジャック・デュトロン、エリック・カントナ、ニコラ・デュヴォシェル

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

オススメ記事