渋谷文化プロジェクト

渋谷をもっと楽しく!働く人、学ぶ人、遊ぶ人のための情報サイト

ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・…

上映・公演は終了しました。

2008年/アメリカ/配給:東北新社/©2007 by PARAMOUNT CLASSICS, a Division of PARAMOUNT PICTURES, SHINE A LIGHT, LLC and GRAND ENTERTAINMENT (ROW) LLC. All rights reserved.

ザ・ローリング・ストーンズ×マーティン・セコセッシ
「やるならば最高のものを!」
一流アーティスト同士が魂をけずって創り上げた最初で最後のライブ・エンターテインメント!

史上最強のスーパー・バンド、ザ・ローリング・ストーンズと、『ディパーテッド』で遂にアカデミー賞を獲得したアメリカ映画界の巨匠、マーティン・スコセッシがもしタッグを組んだら?!
『ワン・プラス・ワン』『ギミー・シェルター』など、ストーンズを撮った映画は数あれど、この超ライブ体感型スペクタクル『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』は、そんな誰もが驚く夢の共演を現実のものとした!
赤い唇から突き出された舌。ポップなパフォーマンスを支える野太いブルース・サウンド。未だ衰えぬカリスマ性と永遠のロック体型を維持するミック・ジャガー、永遠の不良少年を体現するキース・リチャーズ。柔軟に縫うギター・サウンドを紡ぐロン・ウッド。淡々とリズムを刻むチャーリー・ワッツ。空中分解することなく、時代のアイコンとして半世紀近くも君臨してきたバンドは、ニューヨークのライブの殿堂、ビーコン・シアターの親密な空間で観客を魅了した。スコセッシも、バンドが世界中を回る<ア・ビガー・バン・ワールド・ツアー>に出ていた上、忙しさに皆が揃わないという限られた時間と、何台ものカメラがライブ演奏を邪魔しないという条件の中、彼らに最高の光を当てることに務めた。ミック・ジャガーとマーティン・スコセッシという2人のアーティストの、“本気のせめぎ合い”を経て、究極のライブ体感型エンターテインメントが完成!!

伝説が生まれる瞬間はある。それならいっそ、その伝説を創ってやろうじゃないか。
そんな生き方を実践するかのように走り続ける男たちが、こう思うのは自然のことだろう。「どうせやるなら当代最高の監督に頼もう!!」
もはや平均年齢からしてロックンロール伝説のリミットを振り切る希代のモンスター・バンド、ザ・ローリング・ストーンズによるニューヨーク、ビーコン・シアターでのライブを、ライブまでの軌跡とともに一夜のエンターテインメントに仕上げた*1『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』は、バンドの進むべき方向を舵取りするミック・ジャガーの着想から始まった。いや、その要請にすぐさま反応し、何本もの音楽ドキュメンタリーも撮ってきた、アメリカ映画界最高峰のアカデミー賞受賞監督、マーティン・スコセッシのおかげかもしれない。
彼はすでにミックが想定していた、ストーンズ史上最大規模のリオデジャネイロのビーチでの野外コンサートという、スコセッシ曰く「自分でなくとも撮れる音楽映画」でなく、より小さな空間で、彼自身がバンドに触れる過程で体験した舞台裏の親密さをも追体験できる映画にしたいという拘りを見せた。スタジアムなど、世界中をツアーで飛び回る巨大マシーンを、収容人数わずか2800 席、地元ニューヨークのビーコン・シアターに引き入れることで、バンドと監督、はてはバンドと観客の距離を縮め、文字通り、ストーンズの原点とも言えるステージ上のバンドに“光を当てた”。

スコセッシが決まらないセット・リストに悩む間、ミックもまた、やり慣れたスタジアム対応のライブではなく、より観客が近いセットに合わせた曲構成に頭を悩ませていた。同様に、趣向をこらした演出も入れた。ギターを抱えたザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトIIIが飛び入りゲストとしてミックと<Loving Cup>を歌い、<Champagne & Reefer>*2ではブルース界の重鎮バディ・ガイ、<Live With Me>ではクリスティーナ・アギレラが登場。またキースもスコセッシの熱烈な勧めもあって、<You Got the Silver><Connection>でボーカルもとっている。
スコセッシ自身、『ディパーテッド』を含め、ストーンズの曲<Gimme Shelter>を2回、『ミーン・ストリート』では<Jumpin’ Jack Flash>を使っているほどのストーンズ好き。かつて若かりし日にマディソン・スクエア・ガーデンのコンサートも見に行ったこともあったという。
だが『グッドフェローズ』など、長年のスコセッシ・ファンだったキース・リチャーズが彼の参加を手放しで喜んだのに対し、バンドの様々な側面を取り仕切るミック・ジャガーとスコセッシのせめぎ合いも見ものだ。各々の分野では一流の存在として尊敬し、互いに称賛を送りながらも、場所や会場、撮影方法、導線、機材規模、スケジュール、曲目など、判断が要求されるあらゆる場面で、絶妙な駆け引きが垣間みられる、見ているこちらがはらはらするほどの、まさに本気の、大人のゲームだ。

緻密な撮影スケジュールを好むスコセッシだが、ストーンズ側から出るはずのライブのセット・リストは開演30分前まで決まらずにやきもきしていた。そんな彼を、彼の下に集まった一流のスタッフが支えた。18台以上ものカメラを『アビエーター』『JFK』のロバート・リチャードソンを撮影チーフに、『ラスト・サムライ』のジョン・トール、『ロード・オブ・ザ・リング』のアンドリュー・レスニーなど、一流のカメラマンがスコセッシの指示通りにカメラを操作した。そしてぶっつけ本番に近いライブで、レールやクレーンを駆使して撮りながら、バンドが演奏しやすいよう、できるだけカメラ位置が分からないほど、できるだけ気配を消しながらも、ストーンズのパフォーマンスに肉迫した。そして、パフォーマンスを引き立てる演出として、過去のインタビュー映像をわずかに差し挟んだ、ストーンズの集大成ともいえる究極のライブ体感型エンターテインメントが完成した。

*ビーコン・シアター
ニューヨーク、72丁目とブロードウェイにあるコンサート・ホール。1927年に映画館として建設されるも、今ではその生音のよさに惹かれ、ブルースやロックのコンサート会場として数多のミュージシャンに愛されている。ローリング・ストーンズとしても、キース・リチャーズのバンド、X-pensive Winosでも出演している。

*1(ライブ・撮影は06年10月29日、11月1日の2夜行われた)
*2(ストーンズのバンド名の由来ともなった敬愛するブルースマン、マディ・ウォーターズの楽曲カヴァー)

ドキュメンタリー

監督:マーティン・スコセッシ 出演:ザ・ローリング・ストーンズ

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

オススメ記事