幻想の魔術師 カレル・ゼマン レトロス…
上映・公演は終了しました。

1945〜81年/チェコ/photo:『クラバート』
チェコ・アニメショーン創始者のひとりカレル・ゼマン !
玉手箱のような映像錬金術を味わいつくす貴重な作品集!
アニメ大国チェコにおいて、トルンカやティールロヴァーと並ぶ先駆的存在、そして前人未到の幻想世界の創造者カレル・ゼマン。書き割りスタイルのセット、レトロなデザインの切り紙アニメに人形アニメ、実写とアニメの合成と多彩なテクニックを駆使して生み出す、幻想空間。愛すべき風来坊、潜水艦、飛行船、恐竜時代に魔法の世界と、ゼマンが生み出した数々の愛すべきキャラクター、心に留める美しいシーン、詩情とロマン溢れる、不思議で奇想天外な物語に誰もがワクワク!ドキドキ!
■上映作品
<A>
『ほら男爵の冒険』 1961年/カラー/83分
世界中を駆けめぐるほら男爵。宇宙飛行士トニークと囚われの美女ビアンカ王女との恋のゆくえ。さぁ、ほら男爵がエスコートしてくれる素敵な夢の始まり!
<B>
『ホンジークとマジェンカ』 1980年/66分/カラー
ある日、ホンジークは妖精マジェンカに出会い、恋に落ちる。しかし、2人の愛を試す苦難が次々と襲いかかる。牧歌的音楽とロマンス。切り紙アニメで描く、ゼマン最後の長編。
『水玉の幻想』 1948年/12分/カラー
一滴の水玉の幻想世界にガラスの少女が華麗に舞い、たんぽぽの綿毛のピエロが彼女に恋する。ボヘミアのガラス工芸を生かしたガラス細工の美しさ、詩情あふれる短編。
<C>
『シンドバッドの冒険』 1974年/94分/カラー
船乗りシンドバッドは、大海原を旅し、異国の王国を訪ねる途中で数々の驚きに出会う。「アラビアン・ナイト」の主人公シンドバッドの冒険旅行を極彩色豊かに描く、エキゾチックな切り紙アニメ。
<D>
『盗まれた飛行船』 1966年/90分/カラー (*)
19世紀末、飛行船が発明され、人々は大騒ぎ! 遂に人間が空を飛べる時代になったとたんに、少年たちが飛行船を乗っ取り冒険大旅行!
ジュール・ヴェルヌの代表作「神秘島」の特撮映画化。
『幸運の蹄鉄』 1946年/5分/白黒(*)
散歩していたプロコウク氏は、幸運が降り注ぐと伝えられる蹄鉄を見つける。 玄関に取り付けると家に幸運がやってくると言われて早速取り付けるが、事件だらけ。
『プロコウク氏 家作りの巻』 1947年/7分/白黒(*)
ちょっとおっちょこちょいだけど、憎めないプロコウク氏が家作りに猪突猛進!しかし、突然目の前に酒樽が現れついつい手を出してしまう。
<E>
『狂気のクロニクル』 1964年/82分/白黒
恋人と共に囚われの身となった農夫ピーターの運命を追いながら、戦争の愚かさを皮肉るアニメと実写の合成作品。シュールなアニメ・シーン、騒乱の時代を描くゼマンの遊び心あふれる長編。
<F>
『前世紀探検』 1955年/93分/カラー
ボートに乗った4人の少年が、時間の川を遡りながら古代を冒険。『ジュラシック・パーク』のはるか先駆ともいうべき恐竜映画史に残るSFトリック・フィルムの傑作。
<G>
『クラバート』 1977年/73分/カラー
少年クラバートは、夢に誘われるまま水車場の見習いになり、親方から魔法を習う。児童文学の傑作を、ダークなキャラクターで映像化。世界のアニメーション映画史に残る晩年の傑作。
『クリスマスの夢』 1945年/11分/白黒 少女はクリスマスの朝、新しいオモチャのプレゼントに夢中になる。夜、投げ捨てられた古い人形はダンスをしたりおどけたりして女の子の心を取り戻そうとする。ゼマンの幻のアニメ処女作。
『プロコウク氏 映画製作の巻』 1947年/8分/白黒
ちょっとおっちょこちょいだけど、憎めないプロコウク氏が映画製作に猪突猛進!映画会社に脚本を売り込みに行くが、追い出されてしまうプロコウク氏。
<H>
『鳥の島の財宝』 1952年/68分/カラー
美しく小さな島では、みんなが平和に暮らしていた。ある日突然、島に黄金がもたらされ、島民は争ったり憎み合うようになる。伝統的なペルシア細密画のスタイルで描いたゼマン初の長編アニメーション。
『王様の耳はロバの耳』 1950年/28分/カラー
王様がロバの耳を持っていることは、誰も知ってはならない秘密。ある日、王様の散髪のために町の散髪師が選ばれて。童話をベースに風刺たっぷりに描いた作品。
<I>
『彗星に乗って』 1970年/74分/カラー
フランス軍の若き中尉は、町で見かけた絵葉書の美女にひと目惚れ。その時、謎の彗星が地球に急接近。その彗星は、前世紀の恐竜や翼手竜が棲む世界だった…。
『カレル・ゼマンと子供たち』 1981年/17分/カラー
ゼマンの70歳の誕生日を記念するドキュメンタリー短編映画。彼の発言、トリック・フィルムの製作秘話、仕掛け、特殊効果などが説明され夢の世界をのぞける作品。
<J>
『悪魔の発明』 1958年/82分/白黒 (*)
今から100年前に書かれた、ジュール・ヴェルヌの小説を映画化したゼマン代表作。最終破壊兵器。秘密基地。巨大エネルギーが今、人類の手ににぎられているーー。
『ハムスター』 1946年/8分/白黒 (*)
動物たちが棲んでいる庭を洪水が襲う。皆で力を合わせて、堤防を築き始める。だがハムスターだけは知らぬ顔で自分の財産を守るのに必死。
『プロコウク氏 靴屋はいやだの巻』 1947年/7分/白黒(*)
プロコウク氏が転職目指してに猪突猛進!靴底を叩く音からタイプライターを想像し、転職するつもりで役所へと出かける。
※上映は全て35mm。但し、(*)DLPプロジェクターにて上映。
特集上映・映画祭
監督:カレル・ゼマン
料金:当日一般 1,500円
学生・シニア・会員 1,000円
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







