永遠のこどもたち
上映・公演は終了しました。

2007年/スペイン/108分/配給:シネカノン/©Rodar y Rodar Cine y Television, S.L / Telecinco Cinema, S.A., 2006
海辺にある孤児院で育ったラウラ。30年後、閉鎖されていた孤児院を買い取り、障害を持つ子供たちのためのホームとして再建するために、夫カルロスと幼い息子シモンと移り住む。だが、古い屋敷の中で遊ぶ相手のいないシモンは空想上の友だちを作り、日に日に子供じみた空想を広げ、まるで本当に友だちがそこにいるかのように話す様子にラウラは不安を覚えていく。同時に、そんなシモンの話を聞くうちにラウラ自身も子供時代の思い出が甦り、不思議な感覚にとらわれていく。そして、いよいよホームのオープンを控えたパーティーの日、シモンが忽然と姿を消してしまう。怪しい老女の訪問、広大な屋敷の中に突如響き渡る大きな物音や何者かのいる気配…胸騒ぎを覚えたラウラは必死に我が子の行方を捜すのだったが…。
古く広大な屋敷を舞台に起る事件と、突然に消えた我が子の行方を捜す母親の深く強い愛のドラマが交錯し、衝撃のラストでは誰もが涙を誘われる『永遠のこどもたち』。ニコール・キッドマン主演の『アザーズ』や、ブルース・ウィリス主演の『シックス・センス』を彷彿とさせる本格スピリチュアル・ムービーがスペインから登場。本国スペインでは大ヒットを記録した本作を監督したのは、短編映画やCM、ミュージックビデオなどで活躍してきた新進気鋭のJ.A.バヨナ。そして、彼の類稀な才能に早くから目をつけ、本作の製作に当たったのは『パンズ・ラビリンス』の監督で独特な世界観を描き出したダークファンタジーの鬼才ギレルモ・デル・トロ。ギレルモが見抜いた通りの才能を発揮して作られたこの『永遠のこどもたち』は、08年スペイン映画界のアカデミー賞に当たるゴヤ賞で、スペイン映画史上初の14部門ノミネートに輝き、脚本賞、新人監督賞、美術賞など7部門で受賞したほか、アカデミー賞外国語映画賞スペイン代表作品にも選ばれるなど、高い評価を得ることになった。
主演のラウラには、アレハンドロ・アメナバール監督作の『海を飛ぶ夢』での好演が知られるベレン・ルエダ。思い出深い古い館に住み、家族と障害を持った子供たちのための施設を作る夢に胸躍らせていたはずが、息子シモンの失踪で突如、不幸のどん底に突き落とされながらも、シモンが生きていると信じ、探し続ける母の愛の強さを見事に体現している。また、チャップリンの娘で名女優のジェラルディン・チャップリンが霊媒師の役で格調高い演技を披露し、謎めいた印象を残しているほか、スペイン映画界で活躍している俳優たちが顔を揃えている。
洋画
監督:ファン・アントニオ・バヨナ 出演:ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、ロジェール・プリンセプ、ジェラルディン・チャップリン、マベル・リベラ
料金:施設参照
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