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変態“ピ”エロ

上映・公演は終了しました。

2007年/フランス/115分/配給:キングレコード+iae

あまりにも理不尽で不可解な密室誘拐監禁劇。
“ピ”ことピエール・フォレ(ミカエル・ュン)は、TV局で公開番組の収録前にスタジオの観客を盛り上げることを職業とするエンターテナー。仕事の上では病的なまでにハイテンションなパフォーマンスを見せる彼だったが、実は私生活では極度の不眠症に悩まされ、鬱々としたダウナーな日々を送っていた。無断欠勤の続いていたある日、なぜか不気味なスキンヘッドとなった彼は、幼い頃から崇拝してやまない国民的歌手クロヴィス・コスタ(パトリック・シェネ)を誘拐・監禁する。光の届かない密室でピエールとクロヴィスの駆け引きが延々と展開される。
彼はいったい何を思ってクロヴィスを誘拐・監禁したのか?彼の動機と目的、そして真意は?
そもそも、彼がクロヴィスだと思って捕らえた男は、果たして本当にクロヴィスなのだろうか?

幾度となく突然出現する謎の怪力男。
その怪力男に殺されても殺されても蘇る不死身のピエール。
彼が死ぬ度に現れる、遊泳する魚の群れ。
ベッドに横たわる白ばんだ男の硬直死体。
アパートメントを包囲する警察・機動隊と、電話の向こうの大統領。
どう見ても動きが一拍遅いドッペルゲンガー男。
太陽の燦燦が輝く青天のもと微笑みかける少女。
ピエールが盛んに話しかける、姿見せぬ男(たち)。

あらゆる事象が脈絡も必然性も欠いたまま立ち現われ、連鎖することなく、時間だけがただ過ぎてゆく。あまりにバラバラ過ぎるパズルのピースが組み合わされる瞬間に見える風景とは?
それ以前に、そんな瞬間が果たして訪れるのか?
はたまたすべてが何者かの掌の上で踊らされているゲームに過ぎないのか?
だとすればすべてを仕組んだ黒幕が存在するのか?
そもそもどこまでが現実でどこまでが妄想(虚構)なのか?

昨年のカンヌを混乱の渦に巻き込み、どん底に叩き落とした戦慄の問題作が、ついにヴェールを脱ぐ。

洋画

監督:ブルーノ・メルル 出演:ミカエル・ユン、パトリック・シェネ、ジャッキー・ベロワイエ、エロディー・ブシェーズ

料金:当日1,500円
特別鑑賞券・学生1,300円
シニア1,000円

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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