スカイ・クロラ The Sky Crawlers
上映・公演は終了しました。

2008年/日本/121分/配給:ワーナー・ブラザース映画/©2008 森 博嗣/『スカイ・クロラ』 製作委員会
※本作は、編集部のリコメンドページ(映画監督たちが描く いま子どもたちへ伝えたいこと)でも詳しくご紹介しています。
■INTRODUCTION
もう一度、
生まれてきたいと思う?
「君は生きろ。
何かを変えられるまで」
「殺してくれる?
さもないと私たち、
永遠にこのままだよ」
《生きている実感のない若者=キルドレ》
この夏、押井守監督が空虚な日常を送るすべての人に“生きている意味”を問いかける。
2008年8月、押井監督が「今、若い人たちに伝えたいことがある。」という思いのもとに、あらゆる才能とのコラボレーションを実現させて作り上げたエンターテイメント作品『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』。
ベストセラー作家・森博嗣の人気シリーズに描かれる永遠の子供たち《キルドレ》の物語。思春期の姿のまま成長をやめ、大人にならない彼らに約束された永遠の命。原作を読んだ押井守の目に映った彼らは、平和であるが故に生きている実感を持てない今の若者の姿そのものだった。
ショーと化した戦争のパイロットとして、終わりのない生を拒絶するかのように大空に飛び立っていくキルドレたちの命懸けの戦い。彼らが背負う逃れがたい宿命と、時を超えた切なすぎる愛。時代の空気感をまとった彼らの繊細な“気分”をすくい取るにあたって、押井監督は脚本を『世界の中心で、愛をさけぶ』『クローズド・ノート』の新鋭・伊藤ちひろに託し、若い世代のリアルな心情をつむぎ出すことを目指した。
音楽は『デスノート』などで知られる川井憲次。アニメーション制作は、「プロダクション I.G」による。主人公たちがさまざまな思いに揺れる地上シーンは、繊細な感情を手描きのセルアニメーションで表現。彼らが命を懸けて戦う空では、最新技術を投入した3DCGによる、圧倒的な戦闘シーンが繰り広げられる。
ボイスキャストには、『バベル』の菊地凛子と『それでもボクはやってない』の加瀬亮をはじめ、栗山千明、谷原章介がキルドレたちを熱演。
生きる実感を持つ事が出来ない現代に、押井守監督が問いかける“生きている意味”とは。 《生きている実感のない若者=キルドレ》の物語がこの夏、生まれる──。
■STORY
何度、君と出会い、
何度、空で戦い、
何度、君と愛し合ったんだろう──。
「最初は誰も知らなかった。
知っていても、信じなかった。
でも、だんだん噂が広がっていく。
戦死しないかぎり死なない人間がいるって」
物語の舞台は、いくつかの大戦を経て、つかの間の平和を手に入れた、今とよく似た時代。
かりそめの平和を実感する為に、人々は「ショーとしての戦争」を求めた。
現代を生きる私たちが、テレビを通して戦争を「観戦」するように。
戦闘機のパイロットとして戦うのは、《キルドレ》と呼ばれる子供たち。
彼らは年をとらない。思春期の姿のまま、永遠に生き続ける??空で死なないかぎりは。
物語は、主人公カンナミ・ユーイチ(声・加瀬亮)が、欧州の前線基地「兎離洲」ウリスに配属されてくるところから始まる。
ユーイチには、その基地に赴任する以前の記憶がない。
同僚たちは彼を見て意味ありげな表情を浮かべるが、それ以上、何も語ろうとしない。
ユーイチが知っているのは、自分が《キルドレ》であるということと、戦闘機の操縦の仕方だけ。
初めて乗るはずの機体は体になじみ、その優れた戦闘能力は、すぐにユーイチをエースパイロットの座へと押し上げた。
そんなユーイチを、熱いまなざしで見つめるひとりの女性がいた。
基地の司令官であるクサナギ・スイト(声・菊地凛子)。彼女もかつてはエースとして戦ったキルドレのひとり。
まるでずっと、彼を待ち続けていたかのようなスイトの視線に戸惑いながらも、ユーイチはスイトに惹かれてゆく。
一方、基地を取り巻く戦況は日増しに厳しくなっていった。同僚パイロット・ユダガワの死。
ユダガワを墜としたのは、機首に黒豹のマークが描かれた「ティーチャー」と呼ばれるパイロット。
彼は、絶対に勝てない敵として大空に存在する「大人の男」なのだった。反撃に向かい、怪我を負って帰還するスイト。
傷ついたスイトが握り締めたユーイチの手。ふたりは互いに理解を深めあい、激しく求め合ってゆく。
平和な大人たちの求める大規模な攻撃プロジェクトの中で、
仲間が次々に失われていく中、基地に新たなパイロットが増員されてくる。
新任のパイロットが新聞を几帳面に折りたたむのを見たユーイチは、それが、かつて共に戦ったユダガワの癖だったことに気づく。
蘇ってゆくユーイチの記憶。キルドレが背負った、悲しく、切ない宿命の真実。
「愛しているなら、殺してくれる?」とせがむ、スイトの言葉の意味。
そのすべてが解き明かされたとき、ユーイチは、自分たちに課せられた運命に立ち向かう決意をするのだった──。
邦画
監督/押井 守 脚本/伊藤ちひろ 音楽/川井憲次 制作/プロダクション I.G 声の出演/菊地凛子 加瀬亮 栗山千明 谷原章介
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







