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小口容子プレゼンツ『変態まつり』第2弾

上映・公演は終了しました。

映画よりも、現実よりも、面白いものが見たい!!
人生踏み外し系 の、“他に替え難い強い作家性”を持つ、5人の変態&キチガイ作家の過激なお祭り第2弾。友達になってくださいとは言わないけど、映画は見に来てください。
映像作家・小口容子

■小口容子作品
「エンドレス・ラブ」(ぴあフィルムフェスティバル1988入選/8mm/37分/1987)
「私の好きな草原」(ビデオ/20分/2008新作)
新作「私の好きな草原」は私の“現在”“感情”を詰め込みまくることにより作品に昇華させ、“どうにもならない現実”への回答を出した。宿敵・大西健児氏への、5度目にして最後の絶縁状であり、屈折した形で著したラブレターでもある。
「エンドレス・ラブ」は、20年前の作品だが、自分でいちばん好きな作品。当時、裸でベランダに出たり頭をカミソリで剃り上げたりしなければならばならなかった衝動が、今見てもイタい。行動と言葉の現れ方が、20年前の作品だが、新作と対になっていると思う、見比べていただきたい。

■岡部道男作品
「少年嗜好」(ベルギー・クノックヘイスト実験映画コンクールグランプリ/16mm→ビデオ上映/12分)
「天地創造説」(草月実験映画奨励賞/16mm→ビデオ上映/26分/1967)

岡部道男の映画を最初に見たときの衝撃は忘れられない。前後の脈絡がよくわからないまま展開される大胆な構成、迷いのないピンボケ画面(しかもそれが素晴らしく効果的)、画面は明らかにアングラ世界なのに何の躊躇もなく、美しく流れるメジャー音楽…何もかもが、かつて見たことのない“唯一無二の岡部ワールド”であった。時代としての反骨だったのか、ただの強烈な個人のキャラクターなのか。この、60年代アンダーグラウンドの崇高な精神を、是非それを知らない世代に体験してもらいたいと思う。

■中村智道作品
「ぼくのまち」(イメージフォーラムフェスティバル2007奨励賞/ビデオ/16分/2006)
「蟻」(ビデオ/9分/2008新作/プレミア上映)

こんな動き、見たことない!!こんなアニメーション、見たことない!!中村智道は子どもの頃、来る日も来る日も一人で蟻の巣を、何時間見ていても飽きなかった、という。彼が起きたまま見ている美しい夢がここに、奇跡のように再現された。それは、中村の目にだけ映っている
ものであり、私たちは彼の作品を見るしか手だてがない。制作のプレッシャーで精神を病む程、真摯な意欲・極度の集中をもって中村のアニメーションは作られている。端から見ていて、そのあまりの思い入れに、作品が破綻して完成しないのではないか、と私は危惧していた。
今回「蟻」をプレミア上映できることを、たいへん嬉しく思う。

■才木浩美作品
「ディシプリン 訓練」(横浜美術館所蔵作品/8mm/12分/1996)
「あながちまちがってるともいえない空」(イメージフォーラムフェスティバル1997特選/あきるの映画祭1996審査員特別賞/8mm/18分/1996)

才木浩美の作品は潔い。彼女の作品のコンセプトはいつも綿密に練られていて、例えば“訓練すれば、こんな素晴らしいことができるようになるのです!”と母乳を出してみせたりする
(「ディシプリン」)のだが、普通はあざとくなるようなそんなところを、見事な構成でさらりとやってのける。インテリなのか、イカれているのか、どっちもなのか。
そして、8mmフィルムの画面の暗い隠微な質感が、繰り広げられている世界に合っていて、絵的にとてもキマッている。独特の攻撃性を持っていて、才木作品は実に高潔なのだ。

■澤田久美子作品
「ナカ」(ビデオ/10分/1995)
「崩壊するリアル」(ビデオ/10分/1997)

初めて澤田久美子に会ったとき、彼女が上映会場の隅に居心地悪そうに座ってる姿が印象的だった。彼女にとってはその場だけでなく、この世の中自体が非常に居心地の悪いものなのだろうと感じさせる佇まいであった。そのとき私が見た映画(「ナカ」)で彼女は、自分の胸に十字を
焼きゴテで烙印していた。二度と消えない烙印。12年前のそのときも、今も、澤田久美子は痛々しい現実を生きているのであろう。数々の男との浮き名を流しまくっているが、決して汚れない
ミューズ。あるいは男なんか愛していないのだろう。凡百のナルチシズムとは一線を画する映画だ。

Aプロ
「ナカ」(10分)
「蟻」(9分)
「私の好きな草原」(20分)
「天地創造説」(26分)
「あながちまちがっているともいえない空」(18分)

Bプロ
「ぼくのまち」(16分)
「崩壊するリアル」(10分)
「少年嗜好」(12分)
「ディシプリン」(12分)
「エンドレス・ラブ」(37分)

特集上映・映画祭

監督:左記参照

料金:料金:一回1,100円/二回目以降1,000円(スタンプカードをご呈示ください)


※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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