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ねこのひげ

上映・公演は終了しました。

2005年/日本/100分/製作:「ねこのひげ」製作委員会 配給:太泰株式会社/©「ねこのひげ」製作委員会

“これは、現代の小津作品だ”ドナルド・リチー

風景が物語を紡ぎ出す、狭い路地、短い階段、日向ぼっこをしている猫。
世田谷の松原にはそんな風景が残っている。
この地を舞台に、失われつつある人の心の温かさ、母親への思い、
子を思う親の思い、愛する人を大切に思う気持ちを丁寧に描いていく。

女38歳、男39歳。出会ったときは互いに別の相手と結婚していた男と女。それぞれ家族と離れたり、離婚を経ての同棲生活3年が過ぎようとしている。幸せを求める二人の間にも微妙な距離感が芽生え始める。キャリアウーマンとして生きる女には、仕事の面でも悩みを持つし、男のほうには別居する妻と一緒に暮らす幼い子供を思う気持ちがある。二人の周囲の人々とのほのぼのとした心の交流や、家族との絆を描いた大人の物語。

主演女優には、カンヌ国際映画審査員特別大賞受賞作品『殯の森』(2007/河瀬直美)、ロカルノ国際映画祭金豹賞受賞作品『愛の予感』(2007/小林政広)で、それぞれ準主演と主演を演じた渡辺真起子。主演男優には、本作の製作・脚本も手がけた大城英司。彼らを優しく見守る友人に仁科 貴、螢雪次朗、藤田朋子。二人の家族・親戚に中原丈雄、根岸季衣、川上麻衣子、馬渕晴子らが扮している。

エンディングテーマは、夫婦デュオ、ル・クプルのヴォーカリストで、アジアでも絶大な人気を誇っているEmiが歌い、本作を優しく包み込む。

『ねこのひげ』は、魅力溢れる新しいホームドラマだ。
結婚、離婚、そして再婚にまつわる話を、
日本の伝統的な美しさで表現している。
しかもそれはシンプルでお洒落で、
それでいて押し付けがましさがない。
この、実に旨く創られた作品は、
観る者に自分の人生を重ね、
思いを膨らませる事だろう。
現代の小津作品のように思う。
     Commented by Donald Richie

邦画

監督:矢城潤一 出演:渡辺真起子 大城英司 仁科 貴 螢雪次朗 川上麻衣子 藤田朋子 モロ師岡 佐藤貢三 松山鷹志   

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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