サルサとチャンプルー
上映・公演は終了しました。

2007年/キューバ/100分/配給:シネマチックネオ
「SALSA 120%」編集長・山口誠治さんによる映画レビューはこちら
●この映画は、起源から隔てられた人々、離散を強いられた人々、ディアスポラへの讃歌である。
いまから約80年前、沖縄から遠く太平洋と米大陸を隔てて、キューバへと渡った移民とその末裔たちを追うドキュメンタリーである。映画は百歳に近い日本人移民一世のインタビューにはじまり、二世、三世、四世とその生活ぶりを順次描いていく。そこでは知られざるかれらの受難の歴史が語られ、大戦中に日本人が収容された監獄跡(パノプティコン)の恐るべき情景なども映し出される。しかしこの映画は、移民を描いた従来の多くのフィクションやノンフィクションのように、他国の中に日本人の痕跡を発掘したり、日本人の血統を辿るのではなく、むしろその痕跡や血統がどのように他国の風土と混じり合い、溶解しているかについて描いていく。この映画が描く中心人物たちは、まさにそうしたディアスポラであり、無国籍的な人物たちである。
●introduction
いまから7年前の2000年3月、私たちはキューバの離島フヴェントウ島で、日系移民二世の上間さんとその家族に出会った。その出会いはまったくの偶然で、ましてや彼らがこの映画の主人公になるなどとは、まったく予想さえしなかった。と言うのも私たち(私と数人の学生)がビデオカメラを持って首都ハバナの街を歩いていたとき、日本のテレビ局のスタッフだと思いこんだ一人のキューバ人青年が、ガイド役に雇ってもらおうと話しかけてきたとき、私は彼の話からはじめてこの離島とそこに住む日系人の存在を知ったのである。そこで私はとっさにこの島に渡ろうと決めたのだった。
●KACHIMBA1551とは?
1998年2月、バンドリーダーのTAROの呼びかけにより結成。ボーカル1名、ベース、ギター、ピアノ、パーカッション2名、ホーンセクション2名、計8名のオキナワンサルサバンド。キューバのサルサから出発したカチンバの音楽は、オリジナル曲を中心に沖縄民謡をサルサにアレンジするなど、オキナワンサルサという独自の世界を開拓した
邦画
監督:波多野哲朗 出演:島津三一郎、宮澤カヲル 音楽:KACHIMBA1551
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







