渋谷文化プロジェクト

渋谷をもっと楽しく!働く人、学ぶ人、遊ぶ人のための情報サイト

シュルレアリスムと写真 痙攣する美

上映・公演は終了しました。

ビル・ブラント、イースト・サセックス・コースト、1953年

1924年にアンドレ・ブルトンを中心として、活動の開幕が宣言されたシュルレアリスムは、パリをはじめ世界中に波及し、多様な表現世界を繰り広げました。大戦間に誕生したこの20世紀最大の芸術運動は、世界的な広がりを見せ、純粋な視覚表現から広告やファッションといったあらゆる領域にまで浸透し、人々の感性や表現力に革命をもたらしました。
本展は、写真とシュルレアリスムの関係に注目した国内初の大規模展です。シュルレアリスムの全貌を問い直し、「シュルレアリスムとは何か」という問いかけから、「写真とは何か」という問いかけに繋がる考察の場として、そのユニークな視覚世界を約200点でご紹介いたします。
シュルレアリスム(超現実主義)とは、単なる空想のなかに存在する非現実の領域を表そうとしていたのではなく、現実の中に存在する、いわば強度の現実を捉えようとしたものでした。

その意味で写真は、シュルレアリスムという思想にもっとも近い場所に到達する可能性を秘めたメディアであったといえるでしょう。ダリやマグリットなどシュルレアリスムの絵画をテーマとする展覧会は、日本でも頻繁に開催されるようになってきましたが、写真がシュルレアリスムに重要な役割を果たし、多くの傑作が生み出されていることはあまりよく知られていません。今回の展覧会ではマン・レイやハンス・ベルメールほか、日本の表現者たちの作品も紹介し、この芸術運動に新たな視野から迫ります。
シュルレアリスムは難しそう・・・という方は、まずは作品から溢れるユニークな発想や表現をそのまま楽しんでみられてはいかがでしょうか。写真だからこそできるユニークな表現に注目することで、私たちは、すっかり身近なものとなった「写真」を、「撮る」だけでなく、もっと自由に表現できるものとして楽しむことができるようになるでしょう。魅力的なこの世界にどうぞ足を踏み入れてみてください。
--- フロアレクチャー ---
会期中の第2・第4金曜日午後2時より担当学芸員による展示解説を行います。
展覧会チケットをお持ちの上、会場入口にお集まりください。
--------------------------------------------------------------------------------
連続記念講演会「写真とシュルレアリスム」
講師:巖谷國士(明治学院大学教授) 会場:東京都写真美術館1階アトリエ
定員:70名
--- プログラム ---
○第1部 2008年4月26日(土)午後2時〜
マン・レイとオブジェの発見 
○第2部 2008年4月26日(土)午後4時〜
ナジャ、パリ、痙攣的な美
○第3部 2008年4月27日(日)午後2時〜
1930年代のシュルレアリスム
○第4部 2008年4月27日(日)午後4時〜
旅、超現実、日々の魔術

※展覧会チケットの半券をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
※先着順。開催日の朝10時より、1階受付で整理券を発行いたします。
--------------------------------------------------------------------------------
関連シンポジウム「シュルレアリスムの宇宙」
2008年4月20日(日) 第1部:午後2時〜/第2部:午後4時〜
会場:東京都写真美術館1階ホール 定員:190名
司会:神保京子(東京都写真美術館学芸員) 
--- プログラム ---
○第1部 シュルレアリスム美術をどう語るか
鈴木雅雄(早稲田大学教授) 午後2時〜
林 道郎(上智大学教授) 午後2時30分〜
ディスカッション 午後3時〜
○第2部 シュルレアリスムと複製文化
塚原 史(早稲田大学教授) 午後4時〜
千葉文夫(早稲田大学教授) 午後4時30分〜
ディスカッション 午後5時00分〜

※展覧会チケットの半券をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
※先着順。開催日の朝10時より、1階受付で整理券を発行いたします。

ミュージアム

左記参照

料金:一般 700(560)円/学生 600(480)円/中高生・65歳以上 500(400)円
※( )は20名以上団体および東京都写真美術館友の会、上記カード会員割引
※小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
※第3水曜日は65歳以上無料
※ぐるっとパス利用可能

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

オススメ記事