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マリアのへそ

上映・公演は終了しました。

2007年/日本/106分/©2007年「マリアのへそ」製作委員会

マニラで生きる実在のストリートチルドレンたちが、貧しくも優しさにあふれた日常生活を演じる家族の物語。
ドキュメンタリー映画『ハルコ』(2004) で母と子を描いた野澤和之監督の劇映画第一回監督作品。  
21世紀のネオリアリズム映画の誕生。

子供と家族の、愛の物語『マリアのへそ』。

2004年、在日朝鮮人女性の壮絶な人生を描いたドキュメンタリー映画『ハルコ』の野澤和之監督が、今度は、フィリピンのマニラの路上で実際に生活する子供たちを主人公に起用して、優しさあふれるヒューマンストーリー・ムービーを誕生させました。
アジア各地のストリートチルドレンを目の当たりに見てきた野澤監督、構想10年の作品です。
マニラのストリートチルドレンを描くことで、日本の人々、子供たちに元気と希望を与えたい、これが監督の願いです。

登場する子供たちはすべて実在のストリートチルドレンたち。

この作品の子供たちは、すべて本物の路上生活者か、以前そうした生活をしていた子供たち。学校へも行けず、文字も十分に読めない子供たちです。
映画は、オーディションで選ばれた3人が兄妹役となり、大都市マニラの片隅で生活する姿をリアルに、そして静かに優しく描いていきます。
スモッグに霞む青い空、灼熱の太陽、スコール前の黒い雲、澱んで流れる町の川、喧噪あふれる市場、車の大渋滞、排気ガス、高層ビルをシルエットにして沈んでいく夕日……
そんな大都市の片隅、道端の彼らの住処。
新聞を脇に抱えて売り、物乞いをして得たわずかな収入を元に暮らすストリートチルドレンたちの日常生活。それでも彼らには微笑みがあり、優しさがあり、家族の温かさが確かに存在している。
マニラの都市の裏通り、貧しい人々が生活する街、生活感溢れる市場の喧噪、路上の住処の夜の闇、澱んだ川の水面に浮かび上がる街の灯り……グリーンとブルーを意識してこの作品の世界を創り上げたカメラマンは、野澤監督とドキュメンタリー作品で仕事を共にしている堂本昌宏。
16:9のワイド画面に、フィリピンの大都市と田舎の風景の中で生きる人々の生き様が静かに切り取られていきます。

邦画

監督:野澤 和之

料金:特別鑑賞券:1,300円/当日:1,500円/学生:1,300円/シニア・小学生以下:1,000円

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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