夜顔
上映・公演は終了しました。

2006年/ポルトガル・フランス/70分/配給:アルシネテラン/©filbox films d'ici onoma
パリのコンサート会場で、アンリはかつての友人の妻で今は未亡人となったセヴリーヌと偶然に再会する。彼女の後を追うアンリだが、過去を忘れたいセヴリーヌは彼から逃げまとう。やっとのことで彼女をつかまえたアンリは胸に秘めていた、過去の衝撃的な出来事の真実を打ち明けたいという口実で、無理やりディナーの約束をとりつける。38年前、セヴリーヌ、夫、アンリの間に何が起こったのか。アンリだけが知る彼女の「欲望」にまつわる秘密とは?
時を経てふくらむ秘密への想い― 2人の人生が再び交差する。
世界の巨匠、マノエル・ド・オリヴェイラが贈る、「秘密」と「欲望」についての考察
今年99歳を迎え、長編映画監督しては世界最高齢となる、マノエル・ド・オリヴェイラ(「クレーヴの奥方」「家路」「永遠の語らい」)。今も尚、年に1本という脅威的なペースで作品を世に贈りだしている世界が認める巨匠オリヴェイラが、ルイス・ブニュエル監督にオマージュを捧げ、カトリーヌ・ドヌーヴ主演「昼顔」の登場人物たちの38年後を描いた本作は、2006年ヴェネチア国際映画祭のアウトオブコンペ部門で初披露され、大きな話題を呼んだ。パリを舞台に、「あの日の秘密」と「人間の欲望」を巡る2人のウィットに富んだ駆け引きが堪能できる、熟成したワインのように優雅で味わい深い作品である。
フランスのベテラン俳優出演、パリを舞台に繰り広げられる映像美と、豪華な衣装の数々
一筋縄ではいかない男アンリ・ユッソン氏を演じるのは、お馴染みミシェル・ピコリ。未亡人セヴリーヌ役には、数々のヌーヴェルバーク作品に出演してきたフランスが誇る女優ビュル・オジエ(ブニュエル監督「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」)が扮する。衣装は、「マリー・アントワネット」で本年度アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した、ミレーネ・カノネロが担当。エルメス、プラダ、シャネル、セリーヌなどの上品で美しいファッションの数々も見逃せない。また、ドヴォルザーク「交響曲8番の演奏で始まる、冒頭のコンサートシーン、ヒロインが宿泊するホテルの様式美や、キャンドルが灯る中、優雅にそしてスリリングに繰り広げられるディナーシーンなど、オリヴェイラ監督ならではの、格調高い映像美も堪能できる。
■ オリベイラ監督作品も特別特集上映!
1月26日(土) 12:20『夜顔』/14:20『わが幼少時代のポルト』/16:20『ノン、あるいは支配の虚しい栄光』
1月27日(日) 12:20『夜顔』/14:20『わが幼少時代のポルト』/16:20『神曲』
1月28日(月) 12:20、14:20『夜顔』/16:20『ノン、あるいは支配の虚しい栄光』
1月29日(火) 12:20、14:20『夜顔』/16:20『神曲』
1月30日(水) 12:20、14:20『夜顔』/16:20『わが幼少時代のポルト』
1月31日(木)、2月1日(金) 12:20、14:20『夜顔』/16:20『クレーヴの奥方』
2月2日(土) 12:20『夜顔』/14:20『家路』/16:20『クレーヴの奥方』
2月3日(日) 12:20『夜顔』/14:20『永遠の語らい』/16:20『家宝』
2月4日(月) 12:20、14:20『夜顔』/16:20『家宝』
2月5日(火) 12:20、14:20『夜顔』/16:20『家路』
2月6日(水)、7日(木) 12:20、14:20『夜顔』/16:20『永遠の語らい』
2月8日(金) 12:20、14:20『夜顔』/16:20『わが幼少時代のポルト』
*『ノン、あるいは支配の虚しい栄光』、『神曲』はデジタル上映。
*『神曲』は各回とも予告なし。







