レディ・チャタレー
上映・公演は終了しました。

2006年/ベルギー・フランス・イギリス/135分/配給:ショウゲート
20世紀最高の性愛文学、D.H.ロレンス『チャタレー夫人の恋人』が、
「チャタレー裁判」から50周年を迎える今年、
21世紀の新解釈で完全映画化
第1次世界大戦直後の1921年、イギリス中部の村で、女と男が運命的に出会い、強烈に惹かれあう。准男爵クリフォード・チャタレー卿夫人のコンスタンスと、チャタレー卿の雇われ人である森の猟番パーキンは、それぞれに深い孤独を抱えていたが、春の目覚めとともに森の中でともに過ごす時間を重ねるうちに、2人はごく自然に愛しあうようになる。
20世紀を代表する英国小説家の1人、D.H.ロレンスの代表作にして最後の小説『チャタレー夫人の恋人』は、その包み隠さぬ性愛表現のために英米両国でも裁判沙汰にまでなり、“スキャンダラスな小説”のイメージが横行してきた。日本でも伊藤整訳『チャタレイ夫人の恋人』が、1950年に発売され、15万部のベストセラーとなったが、猥褻文書頒布罪で発禁処分となり、翻訳者と出版社が起訴された。「猥褻か芸術か」が流行語になるほど世間の注目を集め、法廷はさながら文壇対検察の構図といった光景を醸し出した。1957年3月13日、最高裁は翻訳者・出版社の上告を棄却して、有罪が確定。文学者等多数がこの判決を批判。猥褻と表現の自由の関係が問われた一大事件であった。
そして、「チャタレー裁判」から50周年を迎える今年、小説はフランスの女流監督の手で21世紀にふさわしい新解釈を施され鮮やかに甦った。
パスカル・フェラン監督が魅了されたのは、3つのヴァージョンがある『チャタレー夫人』の中でも、コンスタンスとパーキン2人の関係に焦点をあてた『チャタレー夫人の恋人-第2稿』(広く知られている『チャタレー夫人の恋人』は第3稿)。フェラン監督は彼らの激しい愛の静けさを、みずみずしい生命が輝く森と呼応させながら、美しく官能的に描き出していく。
洋画
監督:パスカル・フェラン 出演:マリナ・ハンズ、ジャン=ルイ・クロック、イポリット・ジラルド
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
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