白椿
上映・公演は終了しました。
2007年/日本/配給:カエルカフェ
鞆の浦に咲いた季節外れの白椿。そこへ訪れた“二人の女性”の数奇な出来事
●仕事に追われる知美(畑野ひろ子)は、夫の幸治(志村東吾)から言われる小言が嫌だった。幸治からしてみれば「家庭を守る主婦とは」といったところだろうが、知美は嫌で嫌でたまらない。時には声を張り上げ、怒鳴る事もあった。父親の薫(財津一郎)に娘(辻玲花)の面倒をみてもらい、なんとかここまでやってきた。応援してくれる父、理解を示さない夫、無常にも増え続ける仕事。息抜きに散歩をしていた知美に、季節はずれの白椿が目に飛び込んできた。「こんなかわいらしい椿のような女性になるべきなのかしら・・・」懐からそっと出すように、弱音を吐く知美。すると、そんな弱い心とは裏腹に、大きな大きなくしゃみを威勢良くする知美。
「はっくしょん!!」
知美に移るのは、知美の姿。知美を見ている知美。・・・「幸治さんの為に美味しい料理を作ろっと♪」。突如一変した知美は、知美を見る。家に帰るといつもと様子の違う知美に家族が心配する。しかし、そんな知美を幸治は内心うれしく思っていた。一方、切り花になって家族のテーブルに飾られた白椿は、朝の光を受けながらボトリとその花を落とすのだった。
●ベッドから身を起こせば鈴(加藤夏希)に押し寄せる受験のプレッシャー。服や小物でぐちゃぐちゃになる鈴の部屋は、まるで押しつぶされた心のよう。勉強しろと言われれば「わかってるよ・・・」と返し、散歩へ行ったり漫画や雑誌を読む逃走の日々。心は現実を受け止めるだけで実に疲弊していた。大学受験も、お母さん(新倉恵子)の顔も、公園の新緑も鈴には現実味のないお粗末なオブジェに映る毎日。そこへ、孫とケンケンパで遊ぶお爺さんに声を掛けられる「いつもつまらなそうだね・・・」実際そんな自分に辟易していた鈴。
帰宅中、白椿に遭遇すると椿の前で大きなクシャミをする鈴に異変が!
夢野久作原作、新感覚ブンガク映画第十四弾!
邦画
監督:秋原正俊 出演:畑野ひろ子、加藤夏希、志村東吾、新倉恵子、うえむらちか、辻玲花
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







